“平成の怪物”松坂大輔 98年の夏の甲子園の名場面の真相明かす「もっと早く声がかかると思って…」

2023年08月05日 22:34

野球

“平成の怪物”松坂大輔 98年の夏の甲子園の名場面の真相明かす「もっと早く声がかかると思って…」
松坂大輔氏 Photo By スポニチ
 「平成の怪物」松坂大輔氏(42)が5日放送のテレビ朝日「ファン1万人がガチで投票!高校野球総選挙2023」にVTR出演。98年の夏の甲子園の準決勝で右腕のテーピングを外した時の心境を明かした。
 番組では、野球ファン1万人に「夏の甲子園で忘れられない!スゴいと思う高校球児」についてアンケートを実施。ランキングベスト20形式で発表された。第1位は松坂大輔氏だった。「1位か…1位は凄く嬉しいんですけど自分じゃないと思っていました。もっと下のランクだと思ってました」と笑みをこぼした。

 98年の夏の甲子園の主役は横浜のエース・松坂だった。準々決勝のPL学園戦で延長17回250球を投げて勝利した。その翌日、準決勝の明徳義塾戦は外野手として先発出場。しかし横浜は7回までに6点リードを許した。8回に4点を返して2点差に。ブルペンでは松坂が右腕のテーピングを外して投球練習をしていた。「試合展開からして、もっと早く監督から声がかかると思っていた。やっと投げさせてもらえるという楽しみとそこまでマウンドに上がれなかった苛立ちと両方を持っていた気がしますね」と当時の心境を明かした。

 結果的に横浜は9回にサヨナラ勝利を飾って決勝に駒を進めた。決勝戦の京都成章戦で、松坂はノーヒットノーランを達成する偉業を成し遂げた。

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