吉田所属のレッドソックスがトレードしなかった理由 「インパクトのある選手が多くなかった」とGM

2023年08月05日 08:57

野球

吉田所属のレッドソックスがトレードしなかった理由 「インパクトのある選手が多くなかった」とGM
レッドソックス・吉田正尚(AP) Photo By AP
 吉田正尚が所属するレッドソックスは57勝51敗の好成績で、ポストシーズン進出のチャンスは十分にある。主砲ラファエル・ディバースはトレードデッドライン前に先発投手の補強を訴えていた。二塁手も必要だった。しかしながら、ハイム・ブルーム編成本部長率いるフロントは大型トレードをまとめられず、地元メディアは「切迫感がない」と批判している。
 これに対し、4日(日本時間5日)、ブライアン・オハロランGMが地元ラジオ局の番組に出演、「我々は目立った変化を起こすことはできなかった。たくさん話し合いの機会を持ったが、これは良いと思えるものはなかった。デッドラインで動いた選手の中に、インパクトのある選手が多くなかった」と弁明している。

 レッドソックスはジャスティン・バーランダー投手の獲得には興味を示したが、アストロズに競り負けた。「うちの選手達とはデッドラインの前も後も、両方話している。私たちフロントがどう考えたかを説明した。トレードに出されなくて、ほっとしている選手もたくさんいると思う。ここから先はページをめくって、プレーオフ出場権を確保することに焦点を絞る」とした。

 間もなく左腕のクリス・セールとトレバー・ストーリー遊撃手が戦列復帰の予定で、こちらは好材料だ。この週末は本拠地でブルージェイズと3連戦。ワイルドカードの3つ目のスポットにいる同地区のライバルと相対し、2ゲーム差を追いかける。

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