福本豊氏、現役時代に馬と競争の思い出 まさかの結末「あんま走らんかったのにね、急に走った」

2023年08月05日 18:50

野球

福本豊氏、現役時代に馬と競争の思い出 まさかの結末「あんま走らんかったのにね、急に走った」
福本豊氏 Photo By スポニチ
 阪急などで活躍した「世界の盗塁王」福本豊氏(75)が、5日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演し、一風変わったファンサービスの思い出を語った。
 昭和を彩ったかつての名選手たちとともに、当時のプロ野球遺産の語り部として出演。13年連続盗塁王、通算1065盗塁の世界記録を持つ福本氏は、1983年のファン感謝イベントでファンも驚く“レース”に参加していた。

 それは、その俊足を生かして馬と競争するというものだった。「お客さん来ないもんですから、何か営業させたらええなということで、いろんなことやった中で、“馬と競争させたらええやん”って」。球団からの申し出に、福本氏は当初、難色を示したという。「最初嫌やと言うたんですよ。“え?馬、嫌ですよ、球場で…”」。しかし、当時の助っ人外国人バンプ・ウィルスも一緒に参加することになり、福本氏は渋々了承したという。

 馬との対決は「結果、楽勝でした。馬に勝った」と胸を張った福本氏だったが、レースとしてはファンも予想していなかった展開に。ここで江本孟紀氏がバトンタッチし、「ただ問題は、ウィルスが先走ってたんです。本当は福ちゃんが先走らないけなかった。みんなそれ見てるのに、ウィルスが場を読めないで、一番先頭を走っちゃった」と説明。福本氏より先に、まさかのバンプがゴールしていたという。

 バンプは、大リーグで盗塁王になった父を持つ俊足ではあったが、福本氏は「(シーズン中は)あんま走らんかったのにね、急に走った」と、皮肉を込めて振り返り、笑わせていた。

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