巨人・山崎伊織がまさかの3回途中4失点KOで9勝目ならず 7月は無傷の4勝、月間防御率1.91

2023年08月05日 19:13

野球

巨人・山崎伊織がまさかの3回途中4失点KOで9勝目ならず 7月は無傷の4勝、月間防御率1.91
<広・巨>3回、坂倉に適時二塁打を許し降板した山崎伊 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年8月5日    マツダ )】 巨人の3年目右腕・山崎伊織投手(24)が広島戦(マツダ)に先発登板。自身4連勝中で、リーグ2位タイとなる9勝目を狙ったマウンドだったが、まさかの3回途中6安打4失点KOとなった。
 0―0で迎えた2回、先頭の4番・上本に粘られ、11球目カットボールで空振り三振。だが、続く5番・坂倉をストレートの四球で歩かせると、打席には前日4日、2回の第1打席で巨人先発左腕・横川から先制2ランを放っている6番・デビッドソンが入った。そして、1ボール2ストライクから投じた4球目、低めフォークボールを左翼スタンド上段に叩き込まれた。

 今季広島に加入したデビッドソンはこれで巨人戦6本目の本塁打。だが、これで終わらなかった。0―2のまま迎えた3回には、先頭の1番・小園に真ん中へ入ったカットボールを右前打とされると、続く2番・野間には真ん中フォークを左前に運ばれ、無死一、二塁。3番・秋山の犠打で1死二、三塁となったあと、4番・上本の二ゴロの間に3点目を失った。

 さらに5番・坂倉には真ん中へ入ったカットボールを左中間フェンス直撃の二塁打とされて4点目を失うと、ここで原辰徳監督(65)が自らマウンドに向かい、左手で山崎伊の背中をポンと叩いて降板となった。

 山崎伊の投球内容は2回2/3で打者14人に59球を投げ、6安打4失点。1三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は148キロだった。

 7月は無傷の4連勝で、月間防御率1.91。安定した投球内容で、前回登板した7月29日の中日戦(東京D)では自己最多を更新する今季8勝目(2敗)をマークした。試合後のお立ち台では「次は点を取られないように、無失点で頑張ります」と静かに零封を誓っていたが、かなわなかった。

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