斉藤明雄氏 阪神首位のワケ解説「大きかった」2本と「投手にはプレッシャーが」というあの選手の足

2023年08月05日 21:12

野球

斉藤明雄氏 阪神首位のワケ解説「大きかった」2本と「投手にはプレッシャーが」というあの選手の足
斉藤明雄氏 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神7-3DeNA ( 2023年8月5日    横浜 )】 元大洋、横浜で通算128勝133セーブを挙げた野球評論家の斉藤明雄氏(68)が、5日のDeNA―阪神戦を中継したサンテレビに出演。首位・阪神の好調さを解説した。
 試合は初回に大山の3ランで先制する展開。斉藤氏は「(チーム状態が)出たゲームでしたね」と、引き分け含め3試合勝ち星のないDeNAとの差を言及。序盤に阪神に流れを渡したことで、試合は急転し「3点ですからね。1点、2点ならまだ取り返せるが、3点だと作戦も取りづらい」と語った。DeNAの強硬策が、3回までに青柳に3併殺にあうという部分にも表れた。

 主導権を阪神に渡したことがDeNAの敗因。「大山の初球のスライダーの入り。配球的に注意しないとダメかな」と4番打者への甘い球を指摘しつつ、また「青柳に打たれたところ。変化球でいいのにな、と言ったと思うんですけど、真っ直ぐのインサイドが甘くなってライトに運ばれて、4点目。これも大きかった」と、3回に投手・青柳に浴びた適時打を挙げた。

 逆に言えば、これこそ阪神の強さもである。斉藤氏は「タイガースが調子いいのは、点を取れるところでしっかり取っているな、という部分」と言及し、特にこの試合で目立ったのは、1、2番の出塁と、近本の3盗塁など、足を絡めた点と解説。「近本が4安打で3盗塁。盗塁されるということは、スコアリングポジションに走者がいくわけだから。投手にはプレッシャーがかかりますよね」と話した。

 1、2番に加え、ここ最近は3番に新人の森下を固定しているが、「3番に森下で、ノイジーが6番。ものすごく打線に厚みが出た」と話し、首位の強さを解説していた。

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