注目の名将対決を前に褒め合い!大垣日大・阪口監督「隙がない」 近江・多賀監督「阪口先生を本当に尊敬」

2023年08月05日 12:31

野球

注目の名将対決を前に褒め合い!大垣日大・阪口監督「隙がない」 近江・多賀監督「阪口先生を本当に尊敬」
大垣日大・阪口慶三監督と握手する近江・多賀章仁監督 Photo By スポニチ
 105回全国高校野球選手権(甲子園)は6日に開幕する。大会3日目の第4試合で対戦する大垣日大(岐阜)と近江(滋賀)の監督対談が5日、甲子園のバックネット裏で行われた。
 愛知・東邦時代も含めて甲子園通算40勝に王手かける大垣日大・阪口慶三監督と5大会連続出場を誇る近江・多賀章仁監督の名将対決。注目の一戦を前に多くの記者が集まると、両監督は互いを褒め合い、健闘を誓った。

 【大垣日大・阪口慶三監督】
 ――相手校の印象は。
 「名将の多賀先生がつくったチームだから投手力、攻撃力全てに隙がない。非常に素直で真面目で一生懸命プレーする。よその学校にはないものを持っている。だから野球を教えてもらうだけではなくして、子どもの教育を学ぶために何度も練習試合をお願いしてきた。そういう特徴のあるチームだと思っています」

 ――試合展開は。
 「先取点でしょう。積極的に2、3点取っていけるような、1点の重さを十分に考えた上での作戦を立てて、小刻みに点を取る野球をやりたい」

 ――勝てば甲子園通算40勝
 「非常に手強い相手。勝てるかは分からないが、一生懸命ゲームになるように頑張りたい」

 【近江・多賀章仁監督】
 ――相手校の印象は
 「阪口先生を本当に尊敬して私も練習試合を、身に余る言葉をいただいて本当に嬉しく思っていますし、もうそのまま大垣日大さんの印象も先生がおっしゃった通りで、そういったチームで甲子園でできることを光栄に思います。そういうゲームをやれるチーム、甲子園でみなさんの記憶に残るような試合をできることをうれしく思っています。いまこうして先生の話を聞かせていただいて感激で胸がいっぱいです」

 ――試合展開は。
 「何とか接戦にもちこみたい。終盤勝負になる試合展開が一番。そのためにいかに強力打線を最少失点で抑えられるか。出来る限り長打を打たれないように低めに球を集めて、攻撃的に打者に向かって行く気持ちでそういった投球ができれば後半勝負の接戦なると思う。守りが一つのポイントになる」

 ――意気込み
 「本当にここに来られたことが何よりも選手たちの成長を感じている。いままでやってきたことをこの一戦に全て出してくれると選手を信じて臨みたいなと思います」

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