狩野舞子さん ヤクルト戦の始球式でノーバン剛速球に観客どよめく 豪快美フォームで外角低め「70点」

2023年09月15日 18:07

野球

狩野舞子さん ヤクルト戦の始球式でノーバン剛速球に観客どよめく 豪快美フォームで外角低め「70点」
<ヤ・D>始球式をする狩野舞子(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2023年9月15日    神宮 )】 元バレーボール日本代表の狩野舞子さん(35)が始球式で「剛速球」を披露した。
 短パンに背番号「1」のユニホームでマウンドに上がると、長い手足で振りかぶって捕手の内山壮のミットに音を響かせるノーバウンド投球を披露した。

 昨年に続いて2年連続で見事なノーバウンドも「外角に外れてしまった。70点」と自己採点。あす16日からパリ五輪予選を兼ねるバレーボールW杯が開幕。「みんなの思いを背負って戦い抜いてほしい」とエールを送った。

 実況アナウンサーも「剛速球でしたね」と驚き、解説の野村弘樹氏も「素晴らしい球でしたね、アウトローでした」と感嘆の声を上げた。

 大役を終えた狩野は「練習で高めにいっちゃっていたので、本番でもっと緊張して荒ぶっちゃうかなと思ったんですけれど、意外と落ち着いて投げられました」とホッとした表情。「緊張はもちろんしたんですけれど、出てってからの方が、なんか私は落ち着きました」と笑顔を見せた。

 恒例の自己採点を聞かれ「何点だろう。ちょっと外角に外れた感じですかね。70点。去年は何点をつけたっけな。忘れたんですけれど、練習あまりできなかったわりには良かったかなと」と合格点を出した。また背番1については「意味は特にないけれど…バレーボールで私がエースの時につけていたのが1番で。1番でキャプテンをしていたので、なんとなくそのイメージで」で爽やかに笑った。

 16日からはバレーボールのW杯開幕する。「本当にこのW杯は切符がかかっている試合なので、ほんとに1試合も負けられない。きょうメンバーが発表されたと思うんですけれど、やっぱり選ばれているからには、今までの力を発揮してほしいと思いますし、その分、落ちているメンバーもいるので、みんなの思いをいい意味で背負って、10日間戦い抜いてほしいと思います」とエールを送っていた。

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