巨人・戸郷“6度目の正直”快投11勝目「阪神が優勝して悔しい思いをした…CS行って倒してシリーズに」

2023年09月15日 20:55

野球

巨人・戸郷“6度目の正直”快投11勝目「阪神が優勝して悔しい思いをした…CS行って倒してシリーズに」
<中・巨>勝ち星を挙げた戸郷は、原監督(左)から声を掛けられる(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人7―0中日 ( 2023年9月15日    バンテリンD )】 巨人の戸郷翔征投手(23)が今季22度目の先発登板。8回94球無失点の快投で、8月3日のヤクルト戦(東京D)で10勝目をマークして以来43日ぶり、“6度目の正直”で今季11勝目(5敗)を挙げた。
 敵地でのヒーローインタビュー。戸郷は真剣な表情で力強く決意表明をした。「僕たちが目指していた優勝というのも、昨日、阪神が優勝して悔しい思いをしましたけど、まだCSに望みがあるので。必ず(CSに)行って、倒して、日本シリーズに行きたいと思います」

 完封ペースの8回94球無失点で、10勝してから6度目の先発登板でようやくつかんだ今季11勝目。「完封するつもりで投げていましたが、今日は少し休もうと思いまして」と8回で降板した理由を説明。そして「戦いが続きますんで。次は完封できるように頑張ります」と前を見据えた。リーグ優勝は逃してしまったが、日本シリーズ制覇の道はまだある。エース右腕は最後まで諦めない。

 8日にプロ初となる延長10回140球を投げ、散発3安打11奪三振の熱投を見せながらもスコアレスドローに終わった中日戦以来の登板となった戸郷。この日も中日打線を寄せ付けなかった。

 初回からテンポ良く投げ込み中日打線を完璧に抑え込んだ。4回まで1本の安打も許さぬ快投。5回にビシエドに初安打を許すもペースは揺るがず。8回まで94球を投げ散発3安打無四球9奪三振と圧巻のマウンドを見せた。完封ペースだったが、6点差ということもあり9回の打席で代打を送られお役御免。最後は平内が締め、連敗を3で止めた。残り13試合、64勝64敗2分け。逆転でのクライマックス・シリーズ進出へ、勝率を5割に戻す仕切り直しの1勝となった。

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