巨人 連敗3で止め仕切り直しの勝率5割 戸郷43日ぶり11勝目 岡本和40号、坂本20号、中田翔2発

2023年09月15日 20:42

野球

巨人 連敗3で止め仕切り直しの勝率5割 戸郷43日ぶり11勝目 岡本和40号、坂本20号、中田翔2発
<中・巨>4回、2者連続の坂本はソロを放った坂本(手前)を迎える戸郷(右から2人目)ら巨人ナイン(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人7―0中日 ( 2023年9月15日    バンテリンD )】 巨人が連敗を3で止めた。戸郷翔征投手(23)が今季22度目の先発登板。8回94球無失点の快投で、8月3日のヤクルト戦(東京D)で10勝目をマークして以来43日ぶり、“6度目の正直”で今季11勝目(5敗)を挙げた。打線は岡本和、坂本、中田翔の本塁打などで12安打7得点。勝率を再び5割に戻した。
 8日にプロ初となる延長10回140球を投げ、散発3安打11奪三振の熱投を見せながらもスコアレスドローに終わった中日戦以来の登板となった戸郷。この日も中日打線を寄せ付けなかった。

 初回からテンポ良く投げ込み中日打線を完璧に抑え込んだ。4回まで1本の安打も許さぬ快投。5回にビシエドに初安打を許すもペースは揺るがず。8回まで94球を投げ散発3安打無四球9奪三振と圧巻のマウンドを見せた。

 打線は、この日に復帰した中田翔が2回に決勝点となる先制犠飛、4回には14号ソロ、6回には2打席連発となる15号2ランを放つなど大暴れ。主砲・岡本和が自身初となる大台40号、坂本が4年ぶりとなる20号ソロを放つなど中軸の活躍で効果的に加点。9回には小林に今季初安打が生まれ、岡田の適時打でダメ押しの1点を奪った。

 完封ペースだった戸郷は、6点差ということもあり9回の打席で代打を送られお役御免。最後は平内が締め、連敗を3で止めた。残り13試合、64勝64敗2分け。逆転でのクライマックス・シリーズ進出へ、勝率を5割に戻す仕切り直しの1勝となった。

 4回の岡本和のキャリアハイとなる40号は、巨人の生え抜き右打者としては2019年に坂本が記録した40号以来、球団史上2人目。坂本の20号は19年に記録した自己最多40号以来4年ぶりとなった。また、岡本和、坂本、中田翔の3人が同じ試合で本塁打を放つのは、5月31日ロッテ戦(ZOZOマリン)、6月16日楽天戦(東京D)以来今季3度目。通算では初そろい踏みだった2021年10月15日ヤクルト戦(神宮)を合わせ4度目となった。

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