初の世界一を目指すレンジャーズが先勝 延長サヨナラ勝ち、元巨人のガルシアがV弾!

2023年10月28日 13:30

野球

初の世界一を目指すレンジャーズが先勝 延長サヨナラ勝ち、元巨人のガルシアがV弾!
延長11回、ガルシアがサヨナラ弾!大喜びのレンジャーズナイン(AP) Photo By AP
 大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)が27日(日本時間28日)、レンジャーズの本拠地アーリントンで開幕し、初の世界一を目指すレンジャーズが延長11回、6―5でダイヤモンドバックスにサヨナラ勝ちで先勝した。
 初回にカーターの適時二塁打、ガルシアの適時打でレンジャーズが2点を先制するも、ダイヤモンドバックスも3回にキャロルに2点適時三塁打、マルテの野選で3点を奪って逆転。するとレンジャーズも3回、ガーバーが押し出し四球ですぐに同点と、序盤はどちらも譲らないシーソーゲームになった。

 リーグ優勝決定シリーズでも敵地フィラデルフィアでの6、7戦を制して逆転勝利を収めたダイヤモンドバックスは、この日も4万2472人の敵地の大観衆の前でものびのびとプレーを続ける。

 4回表、ファムのソロ本塁打で勝ち越し。5回表にはマルテが歴代タイ記録のポストシーズン通算17試合連続安打となる適時二塁打を放って点差を広げ、そのまま逃げ切るかと思われた。しかし、最終盤にドラマが待っていた。9回裏1死、シーガーが起死回生の2ランを放ったレンジャーズは土壇場に同点に追いつく。すると延長11回、元巨人のガルシアが右翼にサヨナラ弾を打ち込み、地元ファンの大歓声を浴びてホームに駆け込んだ。

 殊勲のガルシアは「いい球を打ち、いい打撃をし、チームを勝負に導くことだけを考えていた。エキサイティングな瞬間だった」と感無量の表情。4打数3安打2打点と大活躍し、ポストシーズン通算22打点は1つのプレーオフでの最多打点記録となった。

 第2戦は28日(同29日)、同じくテキサス州のアーリントンで行われる。(アーリントン・杉浦大介通信員)

おすすめテーマ

2023年10月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム