阪神・岡田監督 日本シリーズで監督初勝利「個人個人が自分の役割を果たしてくれましたね」選手称える

2023年10月28日 22:07

野球

阪神・岡田監督 日本シリーズで監督初勝利「個人個人が自分の役割を果たしてくれましたね」選手称える
<オ・神>勝利監督インタビューに応じる岡田監督(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第1戦   阪神8―0オリックス ( 2023年10月28日    京セラD )】 阪神が投打にオリックスを圧倒し、「SMBC日本シリーズ2023」初戦を8―0の完勝で飾った。
 完璧な形で1勝目を挙げた岡田彰布監督(65)は、勝利監督インタビューで監督としてシリーズ初勝利を手にし「まあ、前回4連敗してるんで。久しぶりにこういう舞台に立てたというのは光栄に思う」。そしてゲームを振り返り「相当プレッシャーもあったと思うんですけど、今日は本当に…村上はね、いつも通りのピッチングをしてくれたんですけど、まあ打つ方がね今日は凄く奮起したよね。個人個人が自分の役割を果たしてくれましたね」と敵地・京セラDに集結した多くの阪神ファンを見渡しながら語った。

 オリックスのエース山本から10安打。「あの~、6月の交流戦で完封されてるんで。まあみんなね、そういう気持ちで今日はね。まあ1周り目はちょっとね、差しこまれてるっていうか、抑えられてたんですが、2周り目でね、みんなまあ工夫して攻略してくれましたね、はい」と打撃陣を称えた。

 5回の佐藤輝の盗塁について監督のサインか聞かれると「いやいや、まだ試合あるんでちょっと言えないですけどね」と語り、その言葉にスタンドから大爆笑が起こった。そして「まあ、シーズンでも走ったりしてましたから。ノーアウトからだったんでね。ほんと、非常にね、まして初球ということで勢いづける盗塁だったですね、はい」と笑顔を見せた。

 先発の村上については「そうですね。あの~クライマックスの初戦もね、村上だったんですけどね。あの時の方がちょっとプレッシャーがかかってたみたいで。今日はね、あの~ブルペンからもね、ピッチングコーチから良い報告をね、受けてたんで。もう、やってくれると信じてました」と目を細めていた。

 猛攻の始まりは5回だった。先頭・佐藤輝が中前打を放つと、続くノイジーの初球に二盗を敢行。ベースへ頭から突っ込む“闘魂ヘッド”で勢いをもたらすと、1死三塁から7番・渡辺諒が155キロの直球を砕き、中前へ先制適時打。さらに木浪も右前打で続いて、2死一、二塁と攻め立てると、1番・近本が右中間突破の2点三塁打。中野も左前適時打を放ち4点を奪った。

 続く6回にも木浪と坂本の連続適時打で、オリックス先発・山本をノックアウト。相手絶対エースに5回2/3で10安打を浴びせ猛虎打線の餌食とし3点を加点。投げては村上が7回ちょうど100球を投げ、わずか2安打無失点の快投を見せ、日本シリーズ「1勝」を手繰り寄せた。

おすすめテーマ

2023年10月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム