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阪神・村上で日本S開幕「先頭をしっかり打ち取るのが大事」 “絶対エース”に雪辱へ先制点は許さん

2023年10月28日 05:15

野球

阪神・村上で日本S開幕「先頭をしっかり打ち取るのが大事」 “絶対エース”に雪辱へ先制点は許さん
<阪神練習>キャッチボールする村上(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
  広島とのCSファイナルSに続いて日本シリーズでも“開幕投手”を務める阪神・村上が、オリックス・山本との投げ合いを制してチームを先勝に導く。
 「大事な初戦。そこを任されるので、しっかりチームを勢いづけられるように、勝ちを持ってこられるように頑張りたい」

 28日の開幕を翌日に控え、改めて予告先発に名前を連ねた。対するは3年連続で投手4冠の山本。だがこちらもセ・リーグ最優秀防御率タイトルの10勝右腕だ。6月13日の交流戦では8回2失点と好投も、それを上回る8回無失点の快投の前に敗れた。セ界王者の“実質エース”として、パ覇者の“絶対エース”へのリベンジに燃える。

 そのためにも絶対に先制を許すわけにはいかない。特に重要となるのは初回。CSファイナルS第1戦まで今季先発全22試合で初回無失点を継続する右腕は「先頭をしっかり打ち取るのが大事」と頂上決戦の初回も相手打線を零封し、自らのペースに持ち込む算段だ。

 相手打線を「全員チャンスに強いし、粘っこい打者が多い」と警戒した半面、大舞台を過剰に意識することもない。「日本シリーズは違った緊張感があると思う。いつも通り何も変えることなく調整できたので、明日もいつも通りやっていきたい」。85年の日本シリーズでは第1戦で池田親興がシリーズ初登板初完封を飾り、頂点まで駆け上がった。38年前の再現となれば、猛虎は一気に勢いづくはず。村上には、その力がある。

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