阪神がオリ・山本から5回一挙4点!先発DH起用の渡辺諒が先制適時打「初球から思い切って」

2023年10月28日 20:12

野球

阪神がオリ・山本から5回一挙4点!先発DH起用の渡辺諒が先制適時打「初球から思い切って」
日本シリーズ<オ・神(1)>5回1死三塁、先制適時打を放ちガッツポーズを決める渡辺諒(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第1戦   阪神ーオリックス ( 2023年10月28日    京セラD )】 阪神が5回、オリックスの先発・山本から一挙4点を奪った。
 先頭・佐藤輝が中前打を放つと、続くノイジーの初球に二盗を敢行。ベースへ頭から突っ込む“闘魂ヘッド”で勢いをもたらすと、1死三塁から7番・渡辺諒が中前へ先制適時打。夏場に不振から2軍落ちも経験した「直球破壊王子」が先発DH起用に見事応えた。

 渡辺諒は「打ったのはストレート。(佐藤)テルと(ノイジー)シェルがつないで最高の形をつくってくれたので、三振だけはしないように、とにかく初球から思い切って打ちにいきました。完璧にとらえた打球ではなかったですが、タイムリーになってよかったです」と振り返った。

 さらに木浪も右前打で続いて、2死一、二塁と攻め立てると、1番・近本が右中間突破の2点三塁打。中野も左前適時打を放ち、完全に試合の主導権を握った。

 ▼近本 打ったのはストレート。先制点を取ることができてチームもいい雰囲気でしたし、自分自身もその良い流れに乗ることができたと思います。1点でだけ終わらずに追加点が取れて良かったです。

 ▼中野 打ったのはフォーク。近本さんが良いタイムリーを打ってくれましたし、自分も後ろへつなぐ気持ちでした。追い込まれていましたが、粘り強く食らいついた結果が、タイムリーになってくれて良かったです。

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