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早大が逆転サヨナラ勝ちで20年秋以来のVへ王手

2023年10月28日 16:29

野球

早大が逆転サヨナラ勝ちで20年秋以来のVへ王手
<慶大・早大>9回、サヨナラ安打を放ちチームメートと抱き合う早大・小沢(中央手前)(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【東京六大学野球秋季リーグ戦最終週 第1日 1回戦   早大3―2慶大 ( 2023年10月28日    神宮 )】 ドラマは9回に待っていた。表に勝ち越しを許した早大がその裏、一気に逆転サヨナラ劇を演出して早大大応援団が揺れた。
 先頭・田村、8番島川の連打に代打茅野が四球を選び無死満塁。先制打を放っている尾瀬が右前に同点適時打、代打小沢が右中間にサヨナラ打を放ち優勝に王手をかけた。

 サヨナラの瞬間、ベンチで興奮MAXの小宮山悟は「わざと劇的にしたんじゃないよ。そのまま勝ち逃げのつもりで伊藤を出したんだから」と8回のピンチを救い、9回に味方守備のミスもあって勝ち越された伊藤樹をかばった。「強打の慶応を加藤がよく抑えてくれたし、9回は茅野がよく四球を選んでくれた。優勝がかかる早慶戦、男冥利に尽きるでしょう」と話した。

 エース加藤がチーム打率・299の慶大を7回4安打零封。この好投が逆転へとつながった。連勝すれば20年秋以来6シーズンぶりの優勝。この時期はコロナ禍で10試合限定ポイント制で、勝ち点制に戻ってからは初めて。27000観衆で埋まった神宮に歓喜と悲鳴。歓喜の勢いで早大が天皇賜杯を取りに行く。

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