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阪神・ドラ1下村 制球力アップへ激闘の日本シリーズで“お勉強”「プロはストライクゾーンが狭い」

2023年11月04日 05:15

野球

阪神・ドラ1下村 制球力アップへ激闘の日本シリーズで“お勉強”「プロはストライクゾーンが狭い」
ブルペンで投球練習を行う青学大・下村(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 激闘の日本シリーズで予習だ。阪神にドラフト1位指名された下村海翔投手(21=青学大)が3日、本紙の取材に応じ、来季加入する猛虎を応援しつつ、プロ野球のストライクゾーンに注目していることを明かした。
 「(野球部の)みんなでテレビを見ているのですが、プロはストライクゾーンが狭いので、やっていけるか不安もある。(今の練習でも)できるだけ(ゾーンの)厳しいところを求めていきたい」

 兵庫県西宮市出身。子供の頃から阪神との縁は深く、ブラゼルの応援歌を口ずさむことができる。マートンとは商業施設「コストコ」で出くわし、写真を一緒に撮ってもらった。憧れの球団の一員として躍動する1学年先輩の森下とは、中大時代に東都大学リーグで何度も対戦した。

 「(2日の)第5戦は負けるかなと思って見ていたら森下さんが(8回に)打った。大学時代は恐い相手でしたけど、同じチームになる。1年目から3番を打って、凄いです」

 1年後は下村が、あの舞台で投げているかもしれない。森下から援護点をもらい、岡田監督から“そんなん、おまえ”と指導されているかもしれない。

 「(日本シリーズで)自分が投げているイメージはできないですが、1軍で投げて、期待に応えて活躍したいと思います」

 この日は、青学大の相模原グラウンドで、17日に明治神宮大会の初戦を迎えるチームの練習に参加。約40球のブルペン投球も行った。広島から1位指名された常広との二枚看板で、もちろん目指すのは大学日本一だ。「個人の結果よりもチームの集大成なので、優勝して終わりたい。コンディションはいいです」。コーナーの四隅いっぱいに決まる最速155キロの直球で、大学生活を有終の美で飾る。

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