オリックス・杉本の復帰後初安打は“天井直撃二塁打”ピースサインで逆転呼び込む

2023年11月04日 19:15

野球

オリックス・杉本の復帰後初安打は“天井直撃二塁打”ピースサインで逆転呼び込む
日本シリーズ<オ・神>2回、杉本は天井直撃の二塁打を放ち、ベンチへ向かってポーズする(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第6戦   オリックス―阪神 ( 2023年11月4日    京セラD )】 オリックスの杉本裕太郎外野手(32)が復帰後、初安打を放った。
 2回無死一塁から村上の高め直球を振り抜くと、打球は高々と上がり、京セラドーム天井に直撃。ボールはそのまま落ちてこず、試合が一時中断。その後“特別ルール”によって二塁打とされた、無死二、三塁と好機を拡大し二塁ベース上でピースサインを披露した。

 打線はその後、若月の右前適時打で同点にすると、中川圭も左犠飛を放ち、この回、逆転に成功した。

 杉本はパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは4試合で14打数6安打3打点、打率・429と活躍し、2年ぶり2度目のMVPに輝いた。ただ、第4戦の8回、遊ゴロを放った際に左足首を痛め、負傷退場。試合後のセレモニーにも参加することが出来ず、MVPの目録などは石川亮が“代役”で受け取った。

 日本シリーズは40人枠に登録されたものの第4戦まではベンチ外。第5戦で復帰したが3打数無安打だった。

 天井直撃打は第1戦でもオリックス・森が同様に右翼へ放ったボールが天井のスーパーリングに入って落ちてこず、ボールデッドとなって二塁打になっている。

 <京セラドームの特別ルール>打球がフェア地域内にあるスーパーリングの内側に入り落下しない場合はボールデッドとして、打者及び走者には投球当時を基準にして2個の安全進塁権が与えられる

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