日本ハムドラ3・宮崎 新庄スタイルで開幕1軍目指す 俊足&強肩武器に「球場を沸かせられるプレーを」

2023年11月04日 06:00

野球

日本ハムドラ3・宮崎 新庄スタイルで開幕1軍目指す 俊足&強肩武器に「球場を沸かせられるプレーを」
大渕スカウト部長(左)と握手を交わす宮崎(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 日本ハムからドラフト3位指名された山梨学院大の宮崎一樹外野手(4年)が3日、甲府市の同大で指名あいさつを受けた。高校、大学と7年間を過ごした山梨への感謝を胸に北の大地へ。俊足&強肩の新庄スタイルで「開幕1軍」の目標を掲げた。
 感謝と覚悟を胸に堂々と北の大地に立つ。生まれは東京の宮崎が山梨学院高時代から7年間過ごしたのが山梨。野球に打ち込み、夢をかなえた場所だからこそ「7年間お世話になったので山梨の代表としての自覚を持ってプレーしたい」と“第二の故郷”の思いも背負って旅立つつもりだ。

 「強みは足と肩。そういう面からアピールして開幕1軍を目指したい」

 新庄スタイルでまずは開幕1軍をつかむ。50メートル5秒91の俊足と遠投112メートルの強肩が売りのプレースタイルは、指揮官の現役時代と重なる。同じ右投げ右打ちの外野手としてプロの世界で生き抜くために、「ご指導いただいてレベルアップにつなげたい」と目を輝かせた。

 中学時代から憧れ続ける先輩との再会も楽しみの一つ。所属していた調布シニアの2学年先輩にいたのが清宮。当時は「憧れすぎてしゃべられなかった」と苦笑い。しかし、プロの世界ではクリーンアップを共に担うことを目標とし「もっとレベルアップして同じユニホームを着て一緒に戦いたい」と青写真を描いた。

 ドラフト後は日本ハムの試合映像などを何度も見てエスコンフィールド北海道でプレーするイメージを膨らませてきた。「(ファンが)温かいチームだなという印象を受けたので一緒に喜び合える、喜ばせられる選手になりたい。球場を沸かせられるようなプレーもできれば」。将来性十分のスター候補は、新たな戦いの場に立つその日を心待ちにしている。(村井 樹)

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