阪神名スカウトが指名を逃して一番悔しがった高校生は今や巨人の…「甲子園に出なかったのは腹が立つ!」

2023年11月04日 16:30

野球

阪神名スカウトが指名を逃して一番悔しがった高校生は今や巨人の…「甲子園に出なかったのは腹が立つ!」
元ヤンキース・松井秀喜氏が巨人時代に使っていた素振り部屋でバットを持つ2006年ドラフト高校生1巡目・坂本勇人内野手(光星学院・中央)と見つめる新入団選手たち Photo By スポニチ
 阪神で25年スカウトを務めた菊地敏幸氏(73)が上原浩治氏のYouTube「雑談魂」に出演。阪神がドラフト指名せずに一番悔しかった高校生候補の名前を挙げた。
 菊地氏は「2006年の坂本勇人」と即答した。

 光星学院(現八戸学院光星)時代に東北大会で3本塁打するのを見て「高校生では抜けている」と評価した。

 他球団も「超A評価」だったという。

 ところが光星学院は、青森山田に決勝で敗れて甲子園出場はならなかった。

 結果的に阪神は巨人、中日と甲子園通算3度出場の愛工大名電・堂上直倫を指名して競合した。

 抽選で中日が引き当て、外れた阪神は長崎日大で通算30本塁打の野原将志、そして巨人が坂本勇人を1位指名した。

 菊地氏は「坂本が夏(甲子園)出ていれば逆に3~4球団が競合していた。甲子園に出なかったのは腹立った」と振り返った。

 ドラフト指名する高校生に甲子園出場経験がなぜ大事なのか、と聞かれた菊地氏は「関西のファンが納得しやすい。甲子園に出て知名度があれば」と明かした。

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