オリックス・頓宮　ダメ押し2号ソロは「塁に出ることを意識」第7戦は「悔いのないように終わりたい」

2023年11月04日 22:32

野球

オリックス・頓宮　ダメ押し2号ソロは「塁に出ることを意識」第7戦は「悔いのないように終わりたい」 — 第6戦の8回にソロ本塁打を放ったオリックス・頓宮 Photo By スポニチ

【SMBC日本シリーズ2023第6戦オリックス5―1阪神（ 2023年11月4日京セラD ）】 3年連続でパ・リーグを制したオリックスは本拠・京セラドーム大阪に戻った第6戦で阪神に逆転勝ち。3勝3敗のタイに戻した。8回にダメ押しとなる2号ソロを放った頓宮裕真捕手（26）は後ろにつなぐ意識が奏功したと語った。

　先発・山本が尻上がりに調子を上げ、4－1で迎えた8回、先頭で左翼席へソロ本塁打。第3戦に続く2号アーチに「（山本が）テンポが良く抑えてくれていたので、何とか先頭ですし、塁に出ることを意識した。それがいい結果につながった」と振り返った。

　先頭とあり「塁に出ることだけ」考えていたといい西勇の高めシュートをスタンドへ放り込み「特に狙いはなかったんですけど、近めに来たので打てて良かった」とした。

　第3戦でシリーズ1号を放つと、第4戦は三塁打、第5戦も左前打と調子を上げており「1試合、1試合切り替えてやれている。悔いのないように終わりたい」と誓う。

　9月中旬に左足薬指を疲労骨折し、クライマックスシリーズ（CS）では代打での出場が続いたが、今シリーズは一塁を守るなど守備にも就いている。同じくCSで左足首を負傷した杉本も痛みをおしながら強行出場を続ける。「明日どういうスタメンかわからないですけど、最後なので明るく楽しくやりたいなと思います」と勝った方が日本一の第7戦へ気合を入れ直した。