“度会スマイル”にDeNA・南場オーナーもべたぼれ ドラ1新人が26年ぶり日本一まで笑顔貫く

2024年01月27日 05:20

野球

“度会スマイル”にDeNA・南場オーナーもべたぼれ ドラ1新人が26年ぶり日本一まで笑顔貫く
DeNA・南場オーナー(右)と名刺交換する度会(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 Vに導く笑顔に太鼓判だ!DeNAの育成を含む新人11選手が26日、東京都渋谷区のDeNA本社を訪問。南場智子オーナー(61)と毎年恒例の名刺交換を行い講義を受けた。ドラフト1位の度会隆輝外野手(21=ENEOS)は同オーナーから笑顔と授業態度を絶賛され、26年ぶり日本一を目指す三浦DeNAの「スマイルピース」に指名された。
 名刺交換、続けて講義の約30分間、度会は南場オーナーの目を見てあいさつし、何度もうなずいた。日本経団連初の女性副会長も務める敏腕オーナーの雰囲気を感じ「凄いです。エグいっす。やはり凄くなっている方は、何ごとにも真剣に向き合われている」と感嘆も続いた。

 DeNAの理念を学ぶ中で、同オーナーが「斜に構える先輩は参考にするな。斜に構えるのは子供がすること」と緊張を与える場面もあった。一方で「ダメなときこそ頑張れるのが一流、という話も印象に残っている」と振り返る。

 そして講義を終え確信も持った。それが「笑顔」だ。入団後は「ファンを笑顔にしたい」と主張し続けた。そのためにまず自分が笑顔でいること。そう信じ、貫いてきた。

 オーナーは講義の中で何度も「笑顔」の重要性を説き、最前列に座り笑顔の度会と目を合わせた。ドラフト1位の信念にも共感。「名刺交換も伸び伸びして明るい。吸収力もあり素晴らしい」と授業態度に満点を与えた。

 26年ぶり日本一はオーナーも熱望している。笑顔満開の新人スラッガーが切り開くことを期待した。「ぜひ(笑顔を)お願いします。それがチーム全体にとっていい状況になるんじゃないか。ファンを笑顔にするのもプロの基本」と21歳のスタンスが優勝に導く「スマイルピース」となる青写真を描いた。

 「どんなときもプラス思考。今後凄い投手と対戦し難しい場面もある。そのときも前向きに。社会人でも笑顔でいた」と度会。きょう27日からは新人合同自主トレが最終クールを迎える。オーナーの太鼓判を胸に、1軍キャンプへの総仕上げも笑顔で進める。(大木 穂高)

 ≪今永譲渡金は選手強化に≫南場オーナーはカブスに移籍した今永の譲渡金982万5000ドル(約14億5400万円)について「選手強化に使いたいです」と明かした。地元ファンらに絶賛された入団会見には「さすが!って。カブスのファンの心をつかみましたね」と目を細めた。また、優勝を求める就任4年目の三浦監督には「(チームの)力はある。監督は、私からのプレッシャーも感じていると思います」と期待をかけた。

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