槙原寛己氏 佐々木朗希のメジャー挑戦に「圧倒的な数字を残す可能性ある」も「もうちょっとやり遂げて」

2024年01月27日 14:28

野球

槙原寛己氏 佐々木朗希のメジャー挑戦に「圧倒的な数字を残す可能性ある」も「もうちょっとやり遂げて」
槙原寛己氏 Photo By スポニチ
 元巨人の槙原寛己氏(60)が27日、お笑いコンビ「ナイツ」がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に出演。将来的なメジャー挑戦を希望しているロッテ・佐々木朗希投手(22)について言及した。
 槙原氏は巨人時代の1994年5月18日に広島戦(福岡D)で“平成唯一の完全試合”を達成。昨年、ロッテ・佐々木朗希が4月10日のオリックス戦で完全試合を達成したのは槙原氏以来28年ぶりだった。

 槙原氏は佐々木朗希が12球団“大トリ”で契約更改した話題などを振られ「賑わしていますね」とコメント。メジャーは25歳未満の海外選手とメジャー契約を結べない「25歳ルール」があることを紹介し「ちょうど大谷(翔平)が(メジャーで)行ったときも23歳だった。(佐々木朗も契約更改交渉で)バタバタとやっていたんでしょうね。大谷君はアメリカのルールで25歳までメジャー契約できないので、給料が安いんですよ。それを覚悟してでもいきたいということでしょうね」と佐々木朗の気持ちを推察した。

 昨年のWBCを取材した槙原氏は「1回あそこで体感しちゃってるので、WBCで。自分の中で手応えを感じたと思うんですよ。若いうちにどんどんつらい思いをしてでも行きたいという気持ちのはわかる」と選手としても気持ちを代弁。その上で「今まで行った選手たちはチームを日本一にさせて行くっていう」と優勝を置き土産にメジャー移籍した歴史も紹介した。

 ナイツの塙宣之も「みんなMVP取ってますからね。マー君(田中将大)も大谷もイチローも松井(秀喜)も」と同意。槙原氏は「みんなキャリアハイみたいな感じで行くんですよ。今年の佐々木は見物ですよ。ケガだけが心配。体的には素晴らしいバランスがいいものは持ってるんだけど、向こうにいってどうかというね。まだ日本で19勝しかしてないんですよね、トータルで。完投勝利は完全試合の1試合しかないんですよね。もうちょっとやり遂げてロッテに恩返ししてほしいと思うんだけど」と持論を展開した。

 佐々木朗の才能については「向こうで圧倒的な数字を残す可能性のある選手だと思っている」と太鼓判。その上で「それは誰もが認めるけど、これを認めていくと日本の球界は、私も私もとダチョウ倶楽部になっちゃう」とユーモアも交えながら有望選手の早期流出を危惧していた。

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