黒人初の大リーガー、J・ロビンソン像が盗難 地元市議「胸くそ悪い盗人め!」最大74万円の懸賞金

2024年01月27日 15:16

野球

黒人初の大リーガー、J・ロビンソン像が盗難 地元市議「胸くそ悪い盗人め!」最大74万円の懸賞金
功績を称える「ジャッキー・ロビンソン・デー」で永久欠番の背番号42を付けてプレーするエンゼルス時代の大谷 Photo By スポニチ
 黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの功績を称える像が、カンザス州ウィチタの公園から盗まれたとESPNが26日(日本時間27日)報じた。
 ウィチタ警察署によると25日の早朝、暗闇で像を引きずる2人組が防犯ビデオに映っていたという。

 像があった場所には足首から切断されたスパイク部分のみが残されていた。

 同署のジョー・サリバン署長は「子供や家族連れが米国の象徴ロビンソンの歴史を学び、野球を楽しむ公園なのに」と嘆き、市議会議員の一人は「胸くそ悪い盗人め!今日中にここに戻せ」と怒り心頭だ。

 ロビンソンは1947年に人種差別の中、嫌がらせや暴力にも屈せず堂々とドジャースでプレー。単なるスポーツレジェンドではなく、米国市民権運動の象徴となった。

 メジャー全30球団は敬意を表し、ロビンソンの背番号「42」を永久欠番にしている。

 ウィチタ犯罪委員会では犯人逮捕に2500ドル(約37万円)、犯人逮捕の上に像が戻れば5000ドル(約74万円)の懸賞金をかけた。

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