ステージ4の膵臓がん・森永卓郎氏 息子の康平氏が「息子特権」で近影公開 順調なら来週にも退院へ

2024年01月16日 12:09

芸能

ステージ4の膵臓がん・森永卓郎氏 息子の康平氏が「息子特権」で近影公開 順調なら来週にも退院へ
経済アナリストの森永卓郎氏 Photo By スポニチ
 昨年末にステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表した、経済アナリストの森永卓郎氏(66)が15日、経済アナリストで息子の森永康平氏(38)のYouTubeチャンネル「森永康平のリアル経済学」に親子で出演した。
 動画は康平氏が13日に病院に見舞いに行った際に卓郎氏の病室で2人で撮影された。卓郎氏は闘病中もテレビやラジオに電話出演しているが、康平氏のSNSには「顔が見られない」という声が多数届いていたという。そこで康平氏の「息子特権」として卓郎氏の様子がYouTubeチャンネルで公開された。

 卓郎氏は痩せた様子ながら「こんにちは、森永卓郎です」とあいさつ。「ただいま、がんと闘うための準備段階として入院中です。最悪の状態は昨年の12月29日です。その時は意識がもうろうとして立ってもいられない。動けもしない、何も食べられない。ひどい状態だったんですけども、新しい薬があってですね、それがたまたま私と相性が良くて。その薬を飲んでから元には戻ってないんですけど、普通にしゃべれるようになってきました」と報告した。

 さらに「実は来週、1週間入院を続けて、そこで退院する予定になっています。勝負は再来週。一応、今の段階ではラジオのスタジオに顔を出せたらいいなとは思っています」と現場復帰したい考えも示した。「それを目標に頑張りますけども、先のことは分からないので。最悪は脱して、今も原稿を書いています」と明かした。

 康平氏から「あのヤバい本は書き終わった?」と問われると、卓郎氏は「書き終わりました」と返答。康平氏が「ザイム真理教に次ぐ、もっとヤバいやつ」と話すと、卓郎氏は「康平の弟がIT技術者をしていて、私が口述したのをテキストに起こしてもらって、最後の仕上げをやったので3月には出版できるように周りが動いてくれています」と説明した。

 卓郎氏は昨年、日本経済に警鐘を鳴らす著書「ザイム真理教」(フォレスト出版)を出版。「これでザイム真理教とこの本の両方読んでくれると、なぜ日本経済が墜落したのかというのがわかっていただけると思います」と告知した。

 康平氏が「だいぶ痩せたよね」と印象を語ると、卓郎氏は「痩せてるけど、髪の毛何にもしてないけど残ってるでしょ。たばこも)全く吸ってない」と返答。康平氏が「がんになったけど、痩せたし、たばこも吸わないし、健康になっている」と言うと卓郎氏は「ハハハ」と笑顔を見せた。

 康平氏は最後に「これからまた大変なこともあるとは思いますけども、みなさんに親父の顔を見せたかったので、急きょ病院ですけど動画を回させてもらいました。コメントしてやってください。よろしくお願いします」と締めくくった。

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