泉房穂氏 自民党がすべき3つの改革を提言「国民の気持ちを考える政治への転換だと思う」

2024年01月16日 15:15

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泉房穂氏 自民党がすべき3つの改革を提言「国民の気持ちを考える政治への転換だと思う」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 前明石市で元国会議員の泉房穂氏(60)が16日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、党がすべき改革を提言した。
 派閥を舞台にした、今回の裏金事件を受けて設置された政治刷新本部では、菅義偉前首相が派閥の解消を訴えているのに対し、麻生副総裁は派閥解消に反対している。泉氏は「ある意味、いわゆる派閥ありなしだけの議論はよくないと思っていて、3つやめた方がいいのは…」と前置きした。

 一つは企業団体献金だという。「35年前だって自民党はやめる方向だったんですから、やめる」と、88年のリクルート事件を受けても変わらぬ献金の実情を問題視した。

 さらに「もう一つはパーティーもやめる」と、政治資金パーティーについてもメスを入れるべきだとした。現金で授受されていたことが裏金事件の温床となっており、「現金の授受もやめる。他の国は現金の授受を認めていませんから。透明化と言いますけど、現金のやりとりをすべて禁止して、後ですべてチェックできるようにすると。これくらいやらないとダメだと思う」と正論を語った。

 さらに「お金の力にものを言わせた政治から、国民の気持ちを考える政治への転換だと思う」と、国民不在で行われる政治にピリオドを打つことを提案した。「今の政治の問題は、国民は生活が苦しいのに、政治家ばかりお金もうけに走っていて、国民の方を考えていない」と指摘。「派閥というのは、金を集めて金を配る。配るだけじゃなくて、金をもらった企業団体にある意味、国民のお金をそっち側に多く使ってるのではないかと。本来国民に使われるべきお金が、国民ではなくて企業団体、つまり政治家に便宜を図ってくれる方のために使われているという議論だから、私はそこを議論すべきだと思いますね」と続けた。

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