コーラ“一気飲み芸”で大ブレークも仕事激減…「解散決まっていた」危機を救った妻の「離婚します」

2024年01月31日 09:42

芸能

コーラ“一気飲み芸”で大ブレークも仕事激減…「解散決まっていた」危機を救った妻の「離婚します」
ハイキングウォーキング Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「ハイキングウォーキング」が30日、テレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)にVTR出演。人気絶頂から仕事が激減しどん底に落ちたものの、再ブレークを遂げた裏側を赤裸々に語った。
 2008年頃、鈴木Q太郎がコーラを一気飲みして芸を行うも失敗してしまうコーラ“一気飲み芸”で人気を博した2人。ところが、出演していた番組が軒並み終了し、徐々に仕事が激減していったという。増えたひな壇の仕事に松田洋昌は、ほかの芸人のトーク術に圧倒され「つらかった」と振り返った。
 
 現在は、様々の小道具を使った大道芸に大幅路線変更。「超進化スーパーイリュージョン」を披露し、お客さんを楽しませている。

 路線変更のきっかけは「M-1グランプリ」出場ラストイヤーとなった2016年。2回戦敗退となり、「もう割り切ろう」とコントも漫才も辞めることを決意。松田は「吉本にはいない大道芸をやっておけば、勝てるかな」と大道芸の道を歩む一大決心をし、再出発した。

 大道芸人に弟子入りを志願し指導を受け、誰もいない広場で観客をゼロから集めるところからスタート。2年以上猛特訓を重ね技を磨いた。

 失敗する芸しかなかったため「お客さんから“どうせ失敗するじゃん”という目で見られる」と観客の目が冷ややかに感じたと本音を明かし「大技ができた方が“何だよそれ”って感じが強まる」と考え、松田の凄い技をフリにして、最後のコーラで大爆笑を起こしていった。

 失敗ばかりだった鈴木のコーラ“一気飲み芸”も変化し、芸を成功させ、オチとしてゲップを出し、観客は毎回大爆笑。営業や劇場、イベントに引っ張りだことなった。これには司会のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」伊達みきおも「見事だね!」と絶賛した。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で営業やライブが全て中止となり、仕事のほぼ全てがなくなったという。そして、家族を養うため、15年ぶりにバイトを始めた。

 ところが、先の見えない状況で気持ちが沈んでしまった鈴木は「もう心がポキッと折れました。もう辞めます」と芸人引退を宣言。Q太郎の相談を受け、二人は話し合い「2022年3月31日に解散が決まっていた」と驚きの事実を告白した。

 鈴木は家族のためを思っての決断だったが、妻の「お笑い続けて。お笑い芸人の輝いているあなたが好きです。芸人を辞めるんだったら私は離婚します」という熱い思いに、Q太郎のお笑いへの思いが再熱。後日、楽屋で「松田さんに会うなり土下座して、(解散を)撤回させてください」と頭を下げたと明かし、解散危機を乗り越えたと明かした。

 コロナが明け、再び大道芸をスタート。街中で笑いと歓声を取れる芸人となった二人。「楽しくやれてますね」お笑いの楽しさを再確認し意欲にあふれる鈴木は、「“THE SECOND”出るんで。スーパーイリュージョンで出る」と新たな夢へ挑戦を続けると宣言した。

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