M-1準V・ヤーレンズ 今のファニーさから信じがたい「トガってスカして大いに嫌われた」大阪時代明かす
2024年01月31日 16:15
芸能
楢原真樹は「落ち着いたトーンでゆっくり笑いを取ると思ってたのに…こんなにしゃべらなきゃいけないなんて」と、当時描いていた姿とはまったく違う形でのブレークに苦笑いした。
出井隼之介も「大阪吉本でトガってたというか、スカしすぎてて。そういうお笑い目指してたんです。力抜いてふわっと笑い取るみたいなのをやってたら、劇場で大いに嫌われまして。友達ゼロです。上京すると言っても誰にも止められることなく…」と言って、笑わせた。
出井はケンドーコバヤシに憧れて芸人を目指したといい、本人を前に「めっちゃ緊張してます」と告白。一方、楢原は小学生のころ藤井隆に憧れたといい、「分かるわ!」とジュニアとケンコバは声をそろえた。
楢原は大学受験に失敗し、母親に「NSCでも行ったら?」と勧められたという。勉強漬けの浪人生活を恐れる楢原には「渡りに船」の提案で、入学。だが「まわりがギラついたヤツばっかりで圧倒されちゃって。あんまり授業も行かずに2、3年ぼーっとしてた」と振り返った。
1期下の出井とコンビを組み、ようやく劇場に出始めたが「熱かったヤツとも仲良くなれず、スタートが遅いから距離も詰められず。だったらもうトガるしかねえ!」と芸風を定めた。だがその芸風のおかげで「友達もできないまま上京しました」と説明し、「せんでもええ苦労しててんなあ」とケンコバに慰められた。
上京後、「トム・ブラウン」ら自分のやりたい笑いを追求し、やるべきことを続けるコンビに影響を受け、現在のファニーな芸風になったことを明かしていた。