M-1準V・ヤーレンズ 今のファニーさから信じがたい「トガってスカして大いに嫌われた」大阪時代明かす

2024年01月31日 16:15

芸能

M-1準V・ヤーレンズ 今のファニーさから信じがたい「トガってスカして大いに嫌われた」大阪時代明かす
ヤーレンズの楢原真樹(左)と出井隼之介 Photo By スポニチ
 「M-1グランプリ2023」で準優勝したお笑いコンビ「ヤーレンズ」が、30日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」に出演。迷走した過去を明かした。
 ケイダッシュ所属の2人だが、芸人としての出発点は吉本興業のお笑い養成所・NSC大阪校だった。千原ジュニアは「今はいろいろ経て、愉快で楽しいヤーレンズやけど、めちゃくちゃトガっててんて」と信じがたい過去を暴露した。 

 楢原真樹は「落ち着いたトーンでゆっくり笑いを取ると思ってたのに…こんなにしゃべらなきゃいけないなんて」と、当時描いていた姿とはまったく違う形でのブレークに苦笑いした。

 出井隼之介も「大阪吉本でトガってたというか、スカしすぎてて。そういうお笑い目指してたんです。力抜いてふわっと笑い取るみたいなのをやってたら、劇場で大いに嫌われまして。友達ゼロです。上京すると言っても誰にも止められることなく…」と言って、笑わせた。

 出井はケンドーコバヤシに憧れて芸人を目指したといい、本人を前に「めっちゃ緊張してます」と告白。一方、楢原は小学生のころ藤井隆に憧れたといい、「分かるわ!」とジュニアとケンコバは声をそろえた。

 楢原は大学受験に失敗し、母親に「NSCでも行ったら?」と勧められたという。勉強漬けの浪人生活を恐れる楢原には「渡りに船」の提案で、入学。だが「まわりがギラついたヤツばっかりで圧倒されちゃって。あんまり授業も行かずに2、3年ぼーっとしてた」と振り返った。

 1期下の出井とコンビを組み、ようやく劇場に出始めたが「熱かったヤツとも仲良くなれず、スタートが遅いから距離も詰められず。だったらもうトガるしかねえ!」と芸風を定めた。だがその芸風のおかげで「友達もできないまま上京しました」と説明し、「せんでもええ苦労しててんなあ」とケンコバに慰められた。

 上京後、「トム・ブラウン」ら自分のやりたい笑いを追求し、やるべきことを続けるコンビに影響を受け、現在のファニーな芸風になったことを明かしていた。 

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