たかまつなな 日テレに恩義も「今はひどすぎる、命守るつもりないのか」憤慨 芦原妃名子さん急逝に

2024年01月31日 21:05

芸能

たかまつなな 日テレに恩義も「今はひどすぎる、命守るつもりないのか」憤慨 芦原妃名子さん急逝に
たかまつなな公式インスタグラム(@takamatsunana)から
 元NHK職員でお笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな(30)が31日、自身のYouTubeチャンネルを更新。日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子さんの訃報に触れた。
 芦原さんは26日にSNSでドラマ脚本を巡るトラブルを公表。29日に、栃木県内で死亡しているのが見つかった。

 同日、日本テレビがドラマの公式サイトで訃報を発表。ドラマ脚本について「最終的に許諾をいただいた脚本を決定原稿として、放送しております」と記載した。30日には改めて同サイト上で「日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます」と記した。

 たかまつは訃報に触れ「本当に悲しい気持ちになりました。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼み、「この件に関しては日本テレビの責任がめちゃくちゃある。日本テレビは今すぐにでも記者会見して、経緯を説明して、再発防止に向けて話をして謝罪をしっかりしてほしい。それが次の誹謗中傷、憶測をなくす一つの要因だと思う。いろんな方を守るために自社の責任をしっかり認めてほしい。それが次の命を守るためだと思う。それをやらない日本テレビは本当に人の命を守るつもりがないのかなと。SDGsとかビジネスと人権に対して、全然力入れてないんじゃないかなと」と斬った。

 日本テレビの番組出演が芸人デビューのきっかけとなっただけに、「恩義を感じているんですが、今はひどすぎる」と憤慨。

 「日本テレビと全然今は仕事してないんですが、フジテレビを批判した後、フジテレビの仕事なくなったりして。テラスハウスの件ですね。ものすごい批判したんですけれど、ご遺族の方を取材したり。あまりにもひどい対応だって。その後も仕事なくなったんですけど…そういう、まだまだ世界なんですよね」とかつて批判して“干された”ことがあったという。

 「言いたくても言えないというテレビ関係者がほとんどだと思う。皆さんで声を上げて、日本テレビにしっかりSDGsとか取り組んでいくんじゃないですか?だったら説明責任を果たしてくださいっていうことを言うべきだと思います」と主張。

 訃報を発表した際の日本テレビのコメントについても「自分は悪くない、みたいなコメントで。なんでそういう齟齬が生まれたのかとか説明もされていない。脚本家の方にもちゃんと正しいこと言ってるのかな?と。自分たちが最初に果たした約束をうまく調整できなくて、反古にしてしまうようなことをしたから、脚本家の方にどれくらいのことちゃんと伝えたのかも疑問」とし、「^推測ですけれど、いい顔をどっちも建てようと嘘ついてたんじゃないかと思ってしまう」と述べた。

 説明がないと結局憶測や誹謗中傷につながることになるため、「謝罪や再発防止のためにこういうことをしますっていう説明が必要だと思う」と指摘した。

 「テレビ局の高圧的な態度っていうのは変わることを願っている。テレビ局の嫌な面にたくさんあったので。出演料払ってくれる気配がないから電話したら、いくらくらい欲しいんですか?とかキレ気味に言われたり。ちょっと怖かったです。独立したばっかりの頃だったので22歳くらい。大きな後ろ盾がないとこういう態度を平気でとられるんだと思い知りました」と理不尽な扱いを受けた過去を回想。

 「若手芸人だと搾取されまくりまして。これは感覚がマヒしてますね。もっとひどいこといっぱいあったんですよね…だからこそ、一つ一つに納得はもちろんしてないですけれど、今30歳になって、10代、20代にあんな搾取にあうのはおかしいと思って。2度とこういうことが起きないようにしたい」とし、昨年から取り組んでいる法整備に向けた署名活動への参加を呼び掛けた。

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