ふかわりょう 芦原妃名子さん訃報「悲しい…本当につらかったのでは」 寄り添う姿勢にネット称賛

2024年01月31日 17:08

芸能

ふかわりょう 芦原妃名子さん訃報「悲しい…本当につらかったのでは」 寄り添う姿勢にネット称賛
ふかわりょう Photo By スポニチ
 お笑いタレント・ふかわりょう(49)が31日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。ドラマ「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんの訃報について言及した。
 芦原さんは、昨年10月期にドラマ化された漫画「セクシー田中さん」の作者。29日、栃木県内で死亡しているのが見つかった。26日にSNSで「…田中さん」のドラマ脚本を巡るトラブルを公表したばかりだった。芦原さんの投稿によると、昨年6月にドラマ化に同意。その際に小学館の担当者を通じ、「必ず漫画に忠実に」「ドラマオリジナルの終盤も、原作者があらすじからセリフまで用意する」などと条件をつけた。だが、そうした条件がほごにされたと主張。9、10話は自らが「書かざるを得ないと判断した」としていた。

 番組では、騒動の経緯の振り返りや弁護士による解説などが行われた中、コメントを求められたふかわは「類まれなる才能や尊い命をこのような形でつぶしてしまうのは本当に悲しい気持ちになる」と芦原さんの心境を慮った。

 「権利は守る上では大事な目線ではあると思うんですけれど、芦原さんは権利を主張したかったわけではなくて、ご自身で伝えたいことがうまく伝わらない、自分が緻密に言葉をつづって表現したことが、大事な肝の部分が伝わらない、もどかしさや悔しさをあったのではと思う」と述べた。

 「そういったことが自分で抱えられなくて、Xでその気持ちを吐露したら、その一言は一言でSNS上で、ファンの方や支えてくれている人たちの愛情が、誰かを攻撃する構図になってしまい…些細なXでの一言さえも、自分の思いが伝わらない。自分が表現したことがいつも捻じ曲げられて世に広がってしまう世界と向き合うことは本当につらかったのではと思います」と慎重に言葉を選びながら語った。

 「私もこんな場所で彼女の心境なんてほんとのところはわからないので、語ってはいけないのかもしれませんが…ご自身が表現したことが曲げられて伝わる辛さがすごく…彼女の作品を多くの人が楽しんで読む日が来ればいいなと思います」とした。

 芦原さんの立場に寄り添ったコメントに、ネット上では「ふかわりょうさんの言葉伝わった」「核心を突いた良いコメント」「とても感情が籠もっていてくるものがあったわ」「芦原さん対するコメント泣けた」などと投稿が寄せられた。

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