乳がん公表のブラザー・コーン 半年ぶりライブ復帰「これからもガンガン頑張っていきたい」

2024年03月25日 05:30

芸能

乳がん公表のブラザー・コーン 半年ぶりライブ復帰「これからもガンガン頑張っていきたい」
復帰ライブで熱唱するブラザー・コーン(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 昨年8月にステージ2の乳がんを公表した歌手のブラザー・コーン(68)が24日、都内で約半年ぶりのライブを開催しステージ復帰した。代表曲「WON’T BE LONG」など16曲を歌唱し復活を印象づけた。
 丸刈り頭で、小柳ルミ子(71)の名曲「お久しぶりね」をカバーしながら登場すると、満員の150人のファンから歓声が上がった。「もしかしたらぶっ倒れるかもしれないけれど…」とジョークを飛ばしつつも、持ち前のハスキーボイスは健在だった。

 昨年、男性では1000人に1人の割合で発生する「希少がん」の乳がんに罹患(りかん)したと公表。「左胸にしこりがあって、調べたらがんだった。寝耳に水でした」と当時を回想した。実は17、18年ほど前にも前立腺がんで闘病していたといい「2回目で一瞬今回はヤバいと思った。でも幸い早期発見で、すぐに治療することができた」と語った。

 今年1月には乳房切除術を行い、現在も抗がん剤治療の最中。副作用に悩まされることが多いといい「目まいやふらつきがあります。すぐに喉がカラカラになってしまいます」と現状を説明。2週間ほど前には自宅で転倒し、左手首を骨折したことも明かした。

 前半こそ座って歌う場面も多かったが、歓声を受けるたびにエンジンがかかって、徐々に身ぶり手ぶりも大きくなった。アンコールの「WON’T BE LONG」では親交のあるRIKACO(57)らがステージに駆けつけ、コーンも一緒になって踊るなど元気な姿を見せていた。

(8月トムとライブ/) 8月には相方ブラザー・トム(68)と「バブルガム・ブラザーズ」のライブを予定。“不仲説”がささやかれもするが「がんを公表してもトムから連絡は来ませんでした。でもそれは2人のギャグみたいなもの」と笑顔。「会えばすぐにあうんの呼吸でライブできる。これからもガンガン頑張っていきたい」と呼びかけた。

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