日テレ「セクシー田中さん」調査に言及「ヒアリング進めている」結果公表は「GW明けが目安」

2024年03月25日 14:37

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日テレ「セクシー田中さん」調査に言及「ヒアリング進めている」結果公表は「GW明けが目安」
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビの定例社長会見が25日、東京・汐留の同局で行われた。昨年10月期放送の同局ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題を受け、調査の現状について言及した。
 石澤顕社長は「外部の有識者に入っていただいた特別調査チームで社内の関係者を含めて調査を進めている状況。詳細につきましては調査がまとまってからお伝えしたい。特別調査チームがヒアリングを中心にお話をうかがって、全体像や因果関係をつぶさに状況を確認している。再発を防止して、より安心安全な形でステークホルダーの方たちに制作に協力していただくことが目的。それに向けて必要十分なヒアリングを進めている」と語った。

 調査結果の公表については「ひとつの目安はゴールデンウイークが明けたあたりになるのかなと思います。ヒアリングをした結果、さらに必要とするヒアリングが生じる可能性もありますので、できるだけ早くとは思っていますが、まとまり次第、適切なタイミングでの公表を考えている。いずれにしても、まずはまとめること」と説明した。

 同局は先月の会見で、同月15日に「社内特別調査チーム」を設置し、23日に開始したと報告。この時、石澤社長は「このチームにより速やかに調査を進めて真摯に客観的に検証し、その上で全ての原作者、脚本家、制作者の方々がより一層安心して臨める態勢を構築できるように努めて参りたい」とし、調査結果については「可及的速やかに適切なタイミングで公表すべき内容について公表したいと考えている」としていた。時期については「できるだけ早くが望ましいと思うが、締め切りをきったところで無理なまとまりであってはいけないと思う。まとまり次第、できるだけ早く共有させていただければ」と呼びかけていた。

 芦原さんは1月26日に更新した自身のXで、ドラマの脚本を巡り局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと主張していた。

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