笑福亭仁智「入門した人の1つの目標に」噺家15周年お披露目“成人式”開催へ
2024年03月25日 12:27
芸能
初開催には09年入門の桂団治郎(35)、桂和歌ぽん(32)、林家愛染(36)、桂福点(55)、桂三語(38)の5人が出演する。
前夜、飲み過ぎて会見に遅刻した愛染は「最初は皆で1週間かと思った。お客さんを呼べるか戸惑った」と偽らざる気持ちを吐露。団治郎は「初めての試み。転けてしまったら後輩たちに続かない」と覚悟。さらに「来ていただいたお客さんに今自分ができることを精一杯やる」と決意表明した。
大相撲を入門3日でやめて噺家へ転身した和歌ぽんは「皆さんに笑いと元気をお届けしたい」と満面に笑み。「師匠とお客さんに感謝の気持ちで」と三語は気合い十分。福点は「この機会を逃したらトリは2度と務める機会がないかも」と気持ちを新たにしていた。
「上方落語・噺家成人式」はあくまで仮称。仁智は「成人は20歳で紛らわしいとか、元服はどうかとかあったが、ヒザを打つぐらいのものを公募して」と説明。名称を6月末頃まで一般の落語ファンに募り、7月に正式発表する予定だ。公演は天満天神繁昌亭で愛染(8月26日~9月1日)からスタートして団治郎(9月)、三語(11月)、和歌ぽん(12月)、福点(来年1月)の順に開催。神戸新開地・喜楽館でも1週間ずつ開かれる。