日本ハム新庄監督の元通訳 水原氏の経歴詐称報道に警鐘「公式ガイドの誤植めちゃ多い。僕の場合は…」

2024年03月25日 16:55

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日本ハム新庄監督の元通訳 水原氏の経歴詐称報道に警鐘「公式ガイドの誤植めちゃ多い。僕の場合は…」
水原一平氏 Photo By スポニチ
 日本ハムの新庄剛志監督がMLB時代に通訳を務めた小島克典氏(50)が25日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜後1・50)に出演。ドジャースを解雇された大谷翔平の元通訳、水原一平氏を念頭に通訳の仕事を解説した。
 小島氏は横浜ベイスターズでキャリアをスタートさせ、MLB2球団やWBCでも通訳を担当した経験から「選手が10人いればアスリートを支える通訳との関わり方や関係性は10通りあると思っている」という考えを示した。そのうえで、通訳が選手の口座を管理するケースがあるのかという問いについて「憶測ではあるが、可能性はゼロではない」と語った。

 小島氏の場合は次のようなケースがあった。「アメリカでプレーしていると、プレーした各州で納税をしないといけない。大谷選手の場合、エンゼルスやドジャースがあるカリフォルニア州がホームなので、全体の半分。ヤンキースとニューヨークで5試合戦った場合はニューヨーク州に5試合分を納税する。これが本当に面倒な作業、私も経験があるが、選手に払っておいてと言われたことはある」と、大谷と水原氏の関係性によっては水原氏の横領の可能性があることも暗に示した。

 一方で、水原氏の「違法とは知らなかった」という発言については「球団から必ず賭博に関するルールについて説明がある。これを選手に訳す業務があるので、知らないというのは考えにくい」と首を傾げた。

 ただ、水原氏の経歴詐称疑惑は本人の意図ではない可能性を指摘。端緒となったのはMLBによる公式のメディアガイド。学歴や職歴が事実ではない部分があったが、小島氏は「メディアガイドは毎年配られるけれども、ミスプリントや誤植がめちゃくちゃ多い。ぼくの場合は横浜ベイスターズ(パシフィック・リーグ)出身と書かれていた。調べたらすぐにセ・リーグとわかるのに」と苦笑い。ガイドを鵜呑みにして批判することに警鐘を鳴らした。

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