かつてライオンとヒョウに襲われた松島トモ子　永六輔さんのイベントでの紹介に衝撃も「良かった～」のワケ

2024年03月25日 15:13

芸能

かつてライオンとヒョウに襲われた松島トモ子　永六輔さんのイベントでの紹介に衝撃も「良かった～」のワケ — 松島トモ子 Photo By スポニチ

　女優の松島トモ子（78）が25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）に出演。ライオンとヒョウに襲われた当時を振り返った。

　41歳の時にテレビの仕事で訪れたケニアでライオンとヒョウに襲われながらも奇跡的に命を取り留め、第4頸椎粉砕骨折という重傷を負いながらも撮影をすべて終えてから帰国したことで知られる松島。

　司会の黒柳徹子が「どこかまれたの」と尋ねると、松島は「ライオンにかまれたんですよ、この時は。頭かまれて。背中がスクラッチが凄いことになって」と説明。また「これはヒョウに第4頸椎粉砕骨折って4番目の頸椎をかじられて」と当時の写真を披露した。

　黒柳が「同じ日？」と問うと、松島は「まさか。10日ぐらいたちました」と告白。「でもアフリカでも結構有名になりまして。ライオンとヒョウにかまれた人って、新聞なんかにも出ちゃったんですって」と話した。

　黒柳が「でもその取材はあなた10年ぐらい断ってらっしゃったんですって」と続けると、松島は「ビートたけしさんとか明石家さんまさん、ちょうど凄い人気がおありになって。でコントであたしのかまれたこととかみんなやってらしたの。それはいいと思ったんです。もしあたしが他人だったら、面白がってやったと思ったからいいと思ったんだけど、自分ではあと1ミリ場所が違ってたら死んでたか全身まひになってたかっていう大変なことなんで、あたしにとっては笑いごとじゃなかった。皆さんは笑っていいんだけど。それでお断りしてました」と打ち明けた。

　黒柳は「でもある日、永六輔さんがイベントで松島さんを“ライオンの餌”って紹介したんですって」とも語ると、松島は「永さんが舞台にお出になって、私は幕のところにいたんですよ。そしたら“スペシャルゲストはライオンの餌！”っておっしゃったから」と回顧。

　「さすがのって言ったらあれですけど何も驚かないあたしだけど、どうしよう、どうやって出たらいいかしらって思ったら、お客さまがドーッとウケたの。だから良かった～と思って出られたんですけど」と振り返った。

　「あれしんとしたら出られないし、あれ餌はあたしにもう自分のことばらしちゃいなっていう、いつまでもあたしがこだわっていたもんだから、そういうことは恥ずかしいと思ってたから、言ってくださったのかもしれない。良く取れば」と笑ってみせた。

　松島は自身のブログのタイトルにも永さんの言葉をつけたとし、「ライオンの餌ってね。やっぱりちょっと若い方にも見ていただかなきゃいけないと思って」と真意を明かした。黒柳が「まあいいじゃありませんか」と語ると、「まあ、そうですね」と目を細めた。