松島トモ子 100歳で他界した母を自宅介護していたワケ 認知症進むも「母の部屋に行ったら」見つけた物

2024年03月25日 16:04

芸能

松島トモ子 100歳で他界した母を自宅介護していたワケ 認知症進むも「母の部屋に行ったら」見つけた物
松島トモ子 Photo By スポニチ
 女優の松島トモ子(78)が25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。母の自宅介護を決意した理由を明かした。
 松島は5年半にわたり介護をしていた母が21年に100歳で他界したことを機に、77年住んでいた自宅から3LDKの賃貸マンションに引っ越した。

 母について「レビー小体型認知症になって、レディーだった母がもうひどい荒れようになったんですね。だけど施設は絶対に嫌だって、そう言い張るのでまあなんとか私も頑張ろうとは思ってたんだけど、あんまり母の荒れ狂い方がひどかったんで、施設っていうようなこともちょっと言ったと思うんですね」と回顧。

 「ただ、うちの中で一番耳のいいのが母で、あんなに頭の中が混乱してるのに、ふっとそれを“施設”って言葉を聞いたらしくて。翌日母の部屋に行ったら、小さなスーツケースが置いてあって。その上にこのお人形が」とスーツケースと母が松島の子役時代に買い与えたという市松人形が置かれていたという。

「あっ、母はあんなに混乱してるのに、娘に負担かけちゃいけないってどっかで思ったのかなって思って」と松島。「あんなオシャレだった母が少しだけの荷物、スーツケース、そしてこのお人形さんが上に載ってて」と振り返った。

 「母がきっと小さい時にこれと同じようなお人形を持ってた。これを持って老人ホームに入らなきゃいけないって母が決意したって思うと、なんだかもう悲しくなっちゃって」と言い、「それでもう絶対に自宅介護しようと。それまではちょっと無理って思ってたんですけど、これとスーツケース見たらなんかもうたまらなくなって」と続けた。

 司会の黒柳徹子が「お母さまは本当に優しくて、もうこんなに奇麗な方がいらっしゃるのかと思うようなお母さまだったじゃない。そのお母さまがそんなになっちゃう、全然別人のようになっちゃうって。あなたおっしゃいましたよね、この前の時」と驚いた。

 松島は「なんかエクソシストみたいに罵詈(ばり)雑言って言うか、母が汚い言葉を吐いたことはなかったんで、もう本当にびっくりして。あたしの方がパニック障害とか、倒れました先に」と語った。
 

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