古舘伊知郎 水原氏の違法賭博問題で一つの仮説 契約金の後払いにより「税絡みの当局が目付けたりして…」

2024年03月25日 12:15

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古舘伊知郎 水原氏の違法賭博問題で一つの仮説 契約金の後払いにより「税絡みの当局が目付けたりして…」
古舘伊知郎アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)が、25日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ドジャース大谷翔平(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)の違法賭博が疑われている問題について見解を述べた。
 古舘は「大谷っていうのは、我々にとって日本の誇り。俺も本当にその通りだと思う。だけど、アメリカのドジャースのファン以外の、MLB、野球ファンとかそれ以外から見たら、もしかしたらあまりにも強いんで、目障りな外国人助っ人って思ってるかもしれない」と推測。

 「だとすると、日本で例えるなら、税を司ってる大元・国税庁が何らかの者をマークして、もしかしたらやり玉に上げてやる部分があるんじゃないかっていうふうに目を付けて動き出してたとしたら…」と仮説を立てた。

 「今回の件、1月以降、税絡みの当局が目を付けたりして“え!?”って見てたら大谷の口座から多額の違法の賭博に使われてる金が出てるようだってのが浮上したとしたら。水原っていう通訳やってるやつが違法賭博やってるぞってのが見えてきたとしたら…。俺はそういうふうに思うんだよね」と語った。

 ドジャースと大谷が結んだ10年総額7億ドル(決定時約1015億円)の契約で、約97%を期間満了後に受け取る「後払い方式」について指摘し「異例の後払い。カリフォルニアは“えらいぞ、これ。随分、税収が入るべきものが入らないぞ、このやり方。これはどっかで目を付けといて批判しとかないと、ほかもみんな我も我もってことになったら、富裕層含めて困るぞ”っていうような一石を投じようという動機があったんじゃないのってことを俺は想像で思ってるわけだよ」と語った。

 この方式を巡っては、カリフォルニア州の会計監査官マリア・コーエン氏が1月8日(日本時間9日)、「無制限の後払いは税の公平な分配を妨げている。税制の不均衡を是正するため、議会に早急な行動を取ることを求める」と声明を発表。異例の高額の後払いにより納付される州税が減ることを問題視し、議会による法改正を求めていた。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、残りの報酬を受け取る期間に大谷がカリフォルニア州外へ転居していると、同州は約9800万ドル(約141億円)の税収を失う可能性があるという。

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