藤田紀子 相撲部屋の驚がく経費 食費は?水道局も動いた「水漏れが凄いんじゃないかと…」
2024年04月08日 23:05
芸能
82年に東京・中野区に創設された藤島部屋(後の二子山部屋)でおかみを務め、息子でもある若乃花、貴乃花らを育て上げた藤田は、知られざる相撲部屋の裏側を次々と明かした。
年間の食費は、驚きの2000万円以上だという。弟子の数などで「その時によって変動がありますからね」というが、月換算でも160万円以上。「地方場所もありますからね。地方に行くと差し入れがあったりするので、少し負担が軽くなる」と説明した。
一般人とは比較にならない巨漢が多いため、常識では考えられない経費がかかることもあるという。水道料金は月換算で30万円ほど。一般的な家庭で月数千円程度と考えると、驚がくの料金だ。藤田は「その当時は十何人でしたけど、トイレを1日1人が何回入って水を流して。大や小やなんとか言いながら流すと、何トンになる。お風呂は2、3人一緒に入れるんですけど、体重があるから、入るとドーっと出ちゃいますね。そうすると、(お湯が)出しっぱなしなんです」と説明。キャスターのホラン千秋も「はぁ…」とため息をついていた。
中野区に初めて部屋を創設した時には、その金額ゆえにひと騒動があったという。「この金額は、部屋を持った時なんですけど、東京都中野区に初めて相撲部屋を持ったものですから、水道局が水漏れがすごいんじゃないかと飛んでいらしたんです。調べたところ、水漏れはない。水道局はどこかおかしいって納得いかない」。そこで、藤田が先代のおかみさんに聞いてみると、「あら、そのくらいかかるわよ」という返答だったという。
おかみの仕事で大変なことを聞かれると、藤田は「全部です」と即答した。「病人が出ることもありますね。救急車代わりで運転して、病院へ連れて行ったりもします。ホームシックの子もいますし、私が見上げるような子でもしくしく泣きますし。その子たちを慰めたり、後ろの車に乗せて、ここが都庁よとか観光案内したり、自宅に上げてちょっとご飯を食べさせたり、慰めたり。何が大変って、一つ一つ挙げられないです」と振り返っていた。