山崎八段 藤井棋聖への挑戦に続き竜王戦も1組2位以内確定 決勝は佐藤九段とのおじさん対決

2024年05月01日 23:39

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山崎八段 藤井棋聖への挑戦に続き竜王戦も1組2位以内確定 決勝は佐藤九段とのおじさん対決
山崎隆之八段 Photo By スポニチ
 将棋の山崎隆之八段(43)が1日、大阪・関西将棋会館で、第37期竜王戦1組ランキング戦の準決勝に臨み、久保利明九段(48)に155手で勝利した。
 山崎は6月6日開幕の棋聖戦5番勝負でも藤井聡太棋聖(21)=王将を含む8冠=への挑戦を決定済み。7番勝負が例年秋に実施される竜王戦でも1組2位以内で決勝トーナメント進出を決め、好調を印象づけた。

 振り駒の結果、先手は山崎で戦型は振り飛車党・久保の角交換型振り飛車。浮き飛車に構えた久保飛車を狙って、山崎が交換したばかりの角を筋違えに放った。浮き飛車から下段飛車へ駒を後退させることに成功した山崎が、角を成り込んでさらに下段飛車と交換。左右挟撃から寄せに出て、粘る久保を振り切った。

 1組はすでに、伊藤匠七段(21)との準決勝を制した佐藤康光九段(54)が決勝進出を決めている。つまり1組決勝は40代と50代の争い。藤井や伊藤ら、20代の躍進が目立ってきた棋界にもおじさんパワーの揺り戻しが起きているのかも知れない。

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