林家菊丸、なんばグランド花月での芸歴三十周年独演会で「ネタおろし」に挑む
2024年05月14日 14:46
芸能
![林家菊丸、なんばグランド花月での芸歴三十周年独演会で「ネタおろし」に挑む](/entertainment/news/2024/05/14/jpeg/20240514s00041000316000p_view.webp)
三十周年独演会の千秋楽の位置づけのNGKで、演じたことのない演目を覚えて披露する「ネタおろし」を行うのは上方落語を代表する噺(はなし)家として大きな挑戦。NGK独演会では「お楽しみ」としたこの演目と文化庁芸術祭大賞受賞で大きな評価を得た「井戸の茶碗」、「看板のピン」を披露する。
「芸歴30年。落語通に対応できるネタも持ってるし、花月に来られるまっさらなお客さんにも喜んでもらえるやり方もできます。NGKは日本一の演芸場。ここでやることが当たり前、そういう気持ちで臨みます」と菊丸。
会見を控えて前日に散髪したが「白髪が増えててびっくりしました。もう50やもんね。染めますか?って言われたけど、止めときました。白髪で高座に上がっておられる先輩もいらっしゃいますから」と笑った。後輩に稽古をつけたい気持ち、そして同期と一緒に地方を回る計画…上方落語を盛り上げたい思いを実現するには貫禄も必要。白髪が似合う菊丸が記念講演を成功させて、次のステージに向かう。