野口健氏 富士山の通行料2000円徴収に「議論の余地あり」 「1万円でも安い」「外国人3万円」

2024年05月14日 17:15

芸能

野口健氏 富士山の通行料2000円徴収に「議論の余地あり」 「1万円でも安い」「外国人3万円」
アルピニストの野口健氏 Photo By スポニチ
 アルピニスト・野口健氏(50)が14日、自身のXを更新。今夏、富士登山で予約システムや通行料が導入されることについて言及した。
 山梨県は13日、富士山の山梨側の登山道「吉田ルート」で、通行予約システムを導入する方針を明らかにしていた。県は今夏、登山者に通行料2000円の支払いを義務付けることを決めており、事前決済できるようにして受付の混雑解消を図る。予約は20日午前10時から開始。

 県によると、1日当たり登山者の上限は4000人で、うち3000人を予約枠とする。少なくとも1000人は当日、受付で通行料を支払えば通行できる。

 これを受け「大きな第一歩。入山料金の額については議論の余地あり」とコメントした野口氏。さらに通行料2000円に対しては「国際的な感覚でも1万円でも安い」とした上で、「また、自国民と外国人で入山料を変えるのはよくあること。日本人1万円、外国人3万円。僕の感覚です」と外国人旅行者には別料金を取ることも提案した。

 続けて「ネパールでは、エベレストの入山料金はネパール人はただ。外国人は約10,000ドル」と海外の事例を挙げた。「ネパールの山岳協会の方は『ネパールの国立公園はネパール人のためにあるので無料』と説明していました」とし「近年、ネパール人も裕福層が増えネパール人登山客も増えましたが入園料も入山料も無料」と解説。

 この投稿にフォロワーからは「これで、ちょっとは渋滞解消になりますかね」、「まだ安いと感じます。しかし第一歩には間違いないです。よかったですよね」と今回の改革に賛成する声や「安いと意味ないと思います」、「円安時の2000円って外国人からしたらタダみたいに安いのでは。日本人は2~3万、外国人には10万円位払って貰って良いと思います」と値段の安さを疑問視する声も上がった。

 《エベレストは約170万円》界最高峰のエベレストは、ネパール側から登頂する場合には約170万円の入山料を支払う必要がある。その他、装備やシェルパ(登山ガイド)を手配すると数千万円の費用がかかる。アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロは入山料は約8万5000円。北米大陸のマッキンリーは約5万5000円。日本国内では世界自然遺産の屋久島が日帰り1000円、宿泊2000円の協力金を求めている。

おすすめテーマ

2024年05月14日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム