小説家・染井吉乃さん死去 幻冬舎・ルチル文庫編集部が伝える「優しい筆致ときらめきに満ちた世界観で…」

2024年05月14日 11:24

芸能

 「虹の入江」シリーズなどで知られる小説家の染井吉乃さんが今月13日に死去したことが分かった。14日、幻冬舎・ルチル文庫編集部が伝えた。
 編集部は公式サイトを通じ、「読者の皆さまに謹んでお知らせ申し上げます。2024年5月13日、小説家の染井吉乃先生がご療養中のところご逝去されました」と訃報を伝えた。

 「染井先生は、2009年『花冠のセオリー』でルチル文庫に初登場いただきまして以来、優しい筆致ときらめきに満ちた世界観で、数々の魅力的な作品を生み出してくださいました」としのび、「ご療養の間にも、新作の原稿を完成させるため前向きに力を尽くしておられました」と振り返った。

 「染井先生を応援いただいておりました読者の皆さま、これからも先生の作品を愛し続けていただけますよう、お願い申し上げます。編集部一同、謹んで哀悼の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

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