「虎に翼」ネットまさか“別れ翌日”花岡婚約→地位のため寅子お見合い「昨日の好感度が…優三さん独身?」

2024年05月15日 08:15

芸能

「虎に翼」ネットまさか“別れ翌日”花岡婚約→地位のため寅子お見合い「昨日の好感度が…優三さん独身?」
連続テレビ小説「虎に翼」第33話。猪爪寅子(伊藤沙莉・奥)はお見合い相手を探してほしいと両親に懇願し…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第33話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第33話は1940年(昭和15年)10月、猪爪寅子(伊藤沙莉)は晴れて弁護士に。しかし、性別を理由に依頼を断られ続ける。「女の幸せより大事なものか」という稲(田中真弓)の言葉が頭を離れない。そんな中、久保田聡子(小林涼子)が婦人弁護士として初めて法廷に立つと聞き、寅子は轟太一(戸塚純貴)山田よね(土居志央梨)と見学へ。その帰り道、佐賀地裁に赴任した花岡悟(岩田剛典)と出くわし…という展開。

 同年9月、日独伊三国同盟が成立。猪爪花江(森田望智)の実家の女中・稲が田舎の新潟へ帰ることになり、猪爪家へあいさつに訪れた。「すべては、手に入らないものですよ。今お抱えになっているものが、女の幸せより大事なものなのかどうか。ここいらで、一度振り返ってみてはいかがでしょうか?」。依頼を断られる日々は、翌1941年(昭和16年)秋まで続いた。

 「行き遅れた私には、信頼がないと」。女性の依頼人にも断られ、寅子はショックのようだった。

 久保田が法廷に立った裁判の後、竹中次郎(高橋努)は「あんたらも流石に感じてんだろう。世の中の流れに、自分らが利用されてるって。男どもは徴兵されて、どんどん戦争に行く。社会機能を維持していくためには、これから女性が様々な役割を担わなければならなくなる。挙国一致の総動員体制、お国のために」。報道陣とのやり取りで、寅子は久保田の結婚・妊娠を知る。

 寅子たちが階段を下りると、上には花岡とつまずいた女性の姿。3人は固まり、轟は荷物を落とした。

 花岡「久しぶり。どうしたんだい、みんな揃って(と階段を下りる)」「こちら、小高奈津子さん(古畑奈和)。僕の婚約者だ」

 奈津子「初めまして」

 花岡「父の知り合いの紹介で知り合ったんだ。生まれ育った場所も近くて、すぐに意気投合して」「仕事で東京に来る用事があったんでね、先輩たちに彼女を紹介しに来たところなんだ」

 寅子「花岡さん、ご婚約、おめでとうございます」

 花岡「ありがとう。約束があるので、これで失礼する」

 甘味処・竹もと。よねは「だから佐賀に付いて行けばよかったんだ」。時勢柄、お品書きが減った。

 帰宅した寅子は土下座し、猪爪はる(石田ゆり子と)猪爪直言(岡部たかし)にお見合い相手を探してほしいと懇願。「今さらそんなこと言ってとか、ほら見たことかとか言われるのは重々承知でお願いいたします」「まあ、今日が色々とトドメの一撃ではありました」「本当に心底くだらないとは思いますが、結婚しているか、していないかということを、人間の信頼度を測る物差しとしてお使いになる方々が非常に多いということを。だから、立派な弁護士になるために、社会的信頼度、地位を上げる手段として、私は結婚がしたいんです」――。

 花岡の婚約を知り、はると直言もショック。しかし、理由はともかく、娘の決意を喜んだ。

 雲野六郎(塚地武雅)が出版法をめぐる裁判に臨んでいたのは第31話(5月13日)、1939年(昭和14年)12月。無罪判決が言い渡された日の夜、花岡から電話があり、寅子は2人きりの食事へ。第32話(5月14日)、年内(1939年)か年が明けたか(1940年)は不明だが、花岡は佐賀地裁への赴任を報告し、プロポーズはせず。寅子と“別れの握手”を交わした。

 この日、寅子が婚約者を連れた花岡と出くわしたのは1941年(昭和16年)秋以降。オンエアとしては翌日だが、劇中の時間としては1年半は経過している。

 SNS上には「花岡、再登場早すぎw」「再会の日は来たものの、まさかの婚約者」「昨日の好感度が、たった1日で奈落の底へ」「結婚は罠だとずっと言ってきた寅子が」「社会的地位を上げる手段として結婚したい。ここまで潔いと、むしろ立派」「両親のリアクションが面白い(笑)」「寅、社会的信頼を得るために結婚。母、支え合う人が必要よね。噛み合っていないが、利害が一致」「思い出して、優三さんを!」「優三さん、まだ独身かな?」などの声が上がった。

 寅子のお見合い相手は果たして。

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