岡本圭人 父・岡本健一と「今が一番仲が良い」 親子役共演で混乱?「父親なんだけど父親じゃない」

2024年05月15日 21:45

芸能

岡本圭人 父・岡本健一と「今が一番仲が良い」 親子役共演で混乱?「父親なんだけど父親じゃない」
(左から)岡本健一、岡本圭人 Photo By スポニチ
 俳優の岡本圭人(31)が15日放送のTOKYO FM「坂本美雨のディア・フレンズ」(月~木曜前11・00)にゲスト出演。父で俳優の岡本健一(54)と初共演した舞台「Le Fils(ル・フィス) 息子」での裏話を語った。
 18年から演技を学ぶために、米ニューヨークに2年間留学した岡本。目指す俳優像を「父親・岡本健一の舞台を子供の頃から見ていたので、あこがれの存在でもあったし、本当すごい俳優さんだなってずっと尊敬してた」。21年に単独初主演となった「Le Fils 息子」で親子初共演を果たし、「自分の父親と演技できた!っていうのはあった」とうれしそうに振り返った。「Le Fils 息子」は現在、再演されており、「La Mere 母」と同時上演されている。

 父・健一との関係性については「今が一番仲が良いなと」と説明。「稽古期間も1カ月半、2カ月くらいあったので、その間ずっと一緒に過ごすわけじゃないですか。なかなかこんなに会う機会もないし、演技をする上で1番重要なのは信頼関係だと思っていて、そこが信頼できるというか。血がつながっているから、自分の中ではやりやすいというか、どんな球を投げても絶対取ってくれるし、投げ返してくれるし」と親子ならではの信頼感があるとした。「安心感、信頼感っていうのはあるので、楽しくやらさせていただいて。楽しくって言ってるけど、舞台上ではののしり合ったりとか、っていうシーンが多いんですけど」と笑った。

 親子役を演じることに最初は戸惑いもあったという。「初舞台のときは台本を読んでいて、ピエールっていう役を本当の父親だと思って読んでるんですよね。父親の声で再生されているんですよ。でも稽古に入っていくと、父親を本当の自分の父親と見てしまって。でも父親はピエールを演じているんですよ。だから、違う、何か違うって、頭の中が混乱してしまう時期が最初の方にあって」と混乱したことを回想。「父親なんだけど父親じゃない。今ちょっと分かんない状態なんです」と演出家に助けを求めた。

 演出家からは「まず、こっちは親子として見ていない。1人のプロの俳優として見ています。あなたのお父さんはピエールを演じています。あなたも二コラを演じてください」と伝えられたといい、「はい、その通りでした、ごめんなさいって。そこから吹っ切れた」ことを明かした。

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