岡本圭人 父・岡本健一と「今が一番仲が良い」 親子役共演で混乱?「父親なんだけど父親じゃない」
2024年05月15日 21:45
芸能
父・健一との関係性については「今が一番仲が良いなと」と説明。「稽古期間も1カ月半、2カ月くらいあったので、その間ずっと一緒に過ごすわけじゃないですか。なかなかこんなに会う機会もないし、演技をする上で1番重要なのは信頼関係だと思っていて、そこが信頼できるというか。血がつながっているから、自分の中ではやりやすいというか、どんな球を投げても絶対取ってくれるし、投げ返してくれるし」と親子ならではの信頼感があるとした。「安心感、信頼感っていうのはあるので、楽しくやらさせていただいて。楽しくって言ってるけど、舞台上ではののしり合ったりとか、っていうシーンが多いんですけど」と笑った。
親子役を演じることに最初は戸惑いもあったという。「初舞台のときは台本を読んでいて、ピエールっていう役を本当の父親だと思って読んでるんですよね。父親の声で再生されているんですよ。でも稽古に入っていくと、父親を本当の自分の父親と見てしまって。でも父親はピエールを演じているんですよ。だから、違う、何か違うって、頭の中が混乱してしまう時期が最初の方にあって」と混乱したことを回想。「父親なんだけど父親じゃない。今ちょっと分かんない状態なんです」と演出家に助けを求めた。
演出家からは「まず、こっちは親子として見ていない。1人のプロの俳優として見ています。あなたのお父さんはピエールを演じています。あなたも二コラを演じてください」と伝えられたといい、「はい、その通りでした、ごめんなさいって。そこから吹っ切れた」ことを明かした。