成田悠輔氏 今後の猛暑予想に提案「祝日を8月に集中…外に出ずに働けるようにするなど工夫が必要な段階」

2024年05月15日 10:08

芸能

成田悠輔氏 今後の猛暑予想に提案「祝日を8月に集中…外に出ずに働けるようにするなど工夫が必要な段階」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 米エール大助教授で経済学者・成田悠輔氏15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。気象庁が10日、南米ペルー沖の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が今年秋にかけて発生する可能性が高まっていると発表したことについてコメントした。
 気象庁は、現在発生している同様の場所で海面水温が上がる「エルニーニョ現象」は近く終息する見込みとしている。同庁によると、昨年春から続くエルニーニョが終息した後は、ラニーニャ発生確率が7月40%、8月50%、9月60%と高くなっていくと予測。エルニーニョ、ラニーニャともに起きていない平常の状態が続く可能性もあるという。

 どちらの現象も世界的な異常気象につながるとされる。ラニーニャの場合、日本では夏はより暑く、冬はより寒くなる傾向がある。気象庁は天候の見通しについて、当面はエルニーニョの影響が残るが、ラニーニャが発達すれば次第にその影響が表れるとみている。

 成田氏は、ラニーニャで日本の夏がより暑くなることによる経済面への影響について「研究がいろいろあって、偶然に猛暑になった年とかを見ると、実際に経済活動は停滞しがちで、あとは学校で子どもたちの勉強とかを見ても、学習にも凄い悪い影響があるということが知られたりするんですよね」と指摘。「だから今後どんどん日本が暑くなるとすと、真夏はリモートワークとか働く時間を短くするのは当然ながら、例えば祝日を8月に集中させるとか、あるいは地下道であんまり外に出ずに働けるようにするとか、そういう工夫が必要な段階に入って来るのかもなあと思います」と話した。

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