藤井隆 優しかった今くるよさん 思い出回想し追悼「くるよ師匠もまっすぐいくよ師匠のお隣へと…」

2024年05月29日 10:19

芸能

藤井隆 優しかった今くるよさん 思い出回想し追悼「くるよ師匠もまっすぐいくよ師匠のお隣へと…」
藤井隆インスタグラム(@slenderie_record_fujii_takashi)から
 お笑い芸人の藤井隆(52)が29日、自身のインスタグラムを更新。 漫才コンビ「今いくよ・くるよ」で1980年代の漫才ブームをけん引し、27日に膵がんのため76歳で亡くなった今くるよ(いま・くるよ)さんを追悼した。
 藤井は今いくよ・くるよさんからの楽屋見舞いやお花屋や差し入れの写真をアップ。「吉本新喜劇に入団できて、なんばグランド花月の新喜劇出番をいただいて、いちばん若手でまったく、なにも分からない時にいくよ師匠とくるよ師匠の楽屋がお向かいにあって、初めてご挨拶をさせていただいた時から優しく声をかけてくださった。営業先でいくよ師匠とくるよ師匠がいらっしゃると舞台は勿論、楽屋裏も明るく楽しい雰囲気になって嬉しかった」としみじみ。「海外公演では一緒にお食事をさせていただいたりもした。普段の営業の時よりお話し出来る時間があってとても嬉しかった」と思い出をつづった。

 「自分が若手と許していただける時期が終わってしまってからも折に触れてご挨拶に伺うと本当に『どやさ?』と近況を聞いてくださった。つまらないことが色々あってもボクのためだけに『どやさ?』と師匠に聞いていただくと『元気です』『楽しいです』とお答えすることが出来た。思わぬ『元気です』『楽しいです』に自分の鼓膜が驚いてその言葉に引っ張られて本当に元気になった。何よりおふたりに会えたら本当に元気になれたしお話しの最後に『がんばり。』と言って送り出してくださるから頑張れた」と記した。

 「この二十数年の間で困ってしまい珍しく気弱になった場があって、その時もいくよ師匠とくるよ師匠は馬力を与えてくださった。勿論『弱ってる』と相談も報告もしていないけどなぜか偶然、馬力を与えてくださった。ある時は鰻のお弁当を楽屋に差し入れしてくださった。お寿司は深夜の控え室にマネージャーさんが届けてくださった。胡蝶蘭を大阪の楽屋に贈っていただいた時はそれまでの公演中に神経をすり減らしてしまい摩耗していたけど、鉢植えを見た時にホントに本当にむくむくと元気とやる気が出てきた」と感謝した。

 「今、悲しい気持ちでいっぱいだけど、おふたりが再び横に並ばれてる気もしてなんだかそれはとても不思議な気持ちだけどとても嬉しい。くるよ師匠がいくよ師匠にまっすぐに天国へいって欲しいとおっしゃったように、くるよ師匠もまっすぐいくよ師匠のお隣へと行かれて欲しい」と追悼した。

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