新垣結衣 主演映画で「色んな顔を」表現 主人公のせりふに学び「私自身も大事にしたい」
2024年05月29日 21:15
芸能
![新垣結衣 主演映画で「色んな顔を」表現 主人公のせりふに学び「私自身も大事にしたい」](/entertainment/news/2024/05/29/jpeg/20240529s00041000565000p_view.webp)
この日は共演する夏帆、瀬田なつき監督とともに登壇した。
温かい拍手に迎えられて笑顔で登場した新垣。「こんにちは。新垣結衣です」と集まったファンへあいさつした。
役柄について尋ねられると、「うーん」としばらく考えた後、慎重に言葉をつむいだ。「正直な人。伝える言葉も大事に言葉を選んでいると思う。そこには嘘がない。相手にも自分にも嘘がないというのが表情に出ていると思う」と語り、演じていく中で「色んな顔を見せられたら」と心がけていたという。
キャラクターそれぞれが言葉選びに力を入れた本作。見ている側の心にすっと入り込むせりふが印象的だ。
「好きなせりふは」という質問に対し、新垣は「いっぱいありますね。難しい…」と悩み、おちゃめに「何かあります?」と作品を見た観客に意見を求める場面も。
悩んで挙げた印象に残ったものとして、「私はあなたの気持ちを理解できないし、あなたも私の気持ちを理解できない。それは私達が違う人間だから」という一言。原作では「だから歩み寄ろう」というせりふが続いているとし、「その気持ちを私自身も大事にしたい」と感じたと振り返った。
最後には、「優しい物語だなと思っていて、その感じ、その空気が映画の中での表現出来たかな」と作品の見どころをアピール。「たくさんの方に見て頂けたらうれしいです」と締めくくった。