吉本養成所NSC生徒は激変…メッセあいはらが“今昔”語る「どっこも勤まらん子」から「大卒の…」
2024年05月29日 19:42
芸能
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自身も同校10期生で、現在は講師を務め8年目というあいはら。今月、新入生の初授業を行い「夢いっぱい。われわれの頃とは生徒さんの色が違いますわ」と感想を語った。
「僕らの時はどっこも勤まらんな、どこにも行くとこないんやな、という子が多かった。大学にも行かない、コンピューターや美容師、調理師とかそういう専門的なことで働く気もちっともない。かといって、きっちり決まった時間で働くのもイヤ。そういう連中がわらわら入って来て、月謝も払うや、払わんや…」と言って笑わせた。
月謝を払わなくなる生徒もいたせいか、当時は「最初に聞かれることは“どんな芸人になりたいか”かと思いきや“お金はありますか”。次は“バイトしてますか”。金ばっかりですわ」と笑った。
今年の入学生については「アホみたいなヤツ一人もいてません」と評し、「座れ、言うたらちゃんと座ってる。その場所にずっと座ってますねん。これだけでも大したもんや」と、自身らの時代との違いを強調した。「僕らのころは座ってるけど、紙袋から取り出したワンカップ飲みながら先生の話聞く。“君は誰や”て言われたたら“黒田有です”」と、相方の素行の悪さを暴露。「それでも、“板前としてバイトしてたからお金はある”って言うて受かった」と懐かしんだ。
最近の生徒は「一番多いのはちゃんとした大学出て、親を説得する材料として在学中に保育士とかの免許を取っておいて、(NSCの)学費が今は一括払いやから1年間バイトしてお金貯めてから入学する、23歳の子が多い」という。
また「昔の授業ははっきり言うて粗かった。“おもろかったら売れんねん。それと運や”と。こいつは有望やな、と思った時だけちゃんとしたアドバイスをくれる。会社はNSCでもふるいをかけてたので」と回想。「今はしっかり全額(前払いで)もらってますから。学校として、もちろんちゃんと教えてます」と言って、笑いを誘っていた。