有働由美子 自己流すぎる五輪の楽しみ方「ドヤ顔で聞こえる実況を聞くと、惜しい!っていうか…」

2024年08月02日 21:29

芸能

有働由美子 自己流すぎる五輪の楽しみ方「ドヤ顔で聞こえる実況を聞くと、惜しい!っていうか…」
有働由美子アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー有働由美子(55)が2日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、開催中のパリ五輪の自己流な楽しみ方について語った。
 今大会の日本勢の躍進や、視聴者の盛り上がりについて、「当たり前のようにウェイ!って盛り上がってますけど、絶対始まる前に“今回盛り上がるの?パリ”、“セーヌ川、汚いらしいじゃん?”とか、“盛り上がるのかな?”って必ず言う人いるじゃないですか?」と指摘。NHKアナ時代の94年リレハンメル冬季五輪から、五輪の放送に関わってきた有働は「この28年(正しくは30年)、盛り上がらなかったオリンピックは一度もないから。特に日本は一度もないので、二度と言わないでよと思いますけどね」と、五輪への熱い思いを語った。

 今大会も時差に悩まされながら楽しんでおり、寝不足だという。注目するのは、選手たちの活躍もさることながら、その放送体制。「競技に集中するより、放送が気になりまして、仕事柄。競技を楽しむより、実況をチェックしながら聞いちゃうという、嫌な見方をしてしまう。しょうがない。職業病で」と告白。「実況が本当にうまいタイミングで言ったら、素晴らしいと思って。実況者を知ってたりすると、メールで“素晴らしかった。二十何分のあのコメント、素晴らしかった”と送ったりするんです」とも話した。

 一方で、「よくありますよね?決めぜりふ」と、アナウンサーによる凝った表現には思うところがあるという。「決めぜりふはいいんですよ?かつてアテネオリンピック、体操男子で“栄光への架け橋だ”と、刈屋(富士雄)アナウンサーがおっしゃって。歴史とともに刻まれるのは素晴らしいことだと思う」。決めぜりふ自体は否定しなかったが、「あれが良かったのは、気持ちも盛り上がって自然に出たふうに聞こえたというのがある」と、自身の考えを話した。

 気になるのは、事前に用意してあったことが分かってしまう決めぜりふだという。「実況を聞いていると明らかに、“これは絶対2、3週間考えて言おうと思っていたやつだな”というのがあふれちゃって、“決めたった!”とドヤ顔で聞こえる実況を聞くと、惜しい!っていうか、あ~!っていうふうに、難癖を付けて見るという、オリンピック放送の楽しみ方もあります」。有働らしいスタンスを明かしつつ、「実況に難癖を付けながら見る、聞くというのは楽しいです。オススメします」と、リスナーに勧めていた。

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