「光る君へ」武闘派隆家&僧兵襲来!今作稀な“武力描写”ネット話題「刀伊の入寇フラグ?」鎌倉殿への流れ

2024年09月01日 20:45

芸能

「光る君へ」武闘派隆家&僧兵襲来!今作稀な“武力描写”ネット話題「刀伊の入寇フラグ?」鎌倉殿への流れ
大河ドラマ「光る君へ」第33話。藤原隆家(竜星涼)は朝廷が武力を持つ必要性を説き…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は1日、第33話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第33話は「式部誕生」。藤原道長(柄本佑)に頼まれ、まひろ(吉高由里子)は藤原彰子(見上愛)がいる藤壺に住み込みで働き始める。しかし、宮中暮らしに慣れず、物語の続きは思うように筆が進まない。悩んだまひろは道長の反対を押し切り、実家に戻って執筆へ。数カ月後、書き進めた物語を手に藤壺を訪ねると…という展開。

 除目の儀。伊勢守の人事をめぐり、道長が珍しく激高。一族と何度も合戦を起こした平維衡(たいらのこれひら)の登用に猛反対した。

 「武力による力争いを許しては、瞬く間に戦乱の世となってしまう」「そういう者を国司とすれば、どの国の国司もやがては、武力にものを言わせようといたします。右大臣殿は、それでよいとお考えなのだな」「すべては!些細なことから始まるのだ」

 藤原実資(秋山竜次)は「左大臣様は流されなかった。流石である。わしは今、激しく己を恥じておる」。藤原隆家(竜星涼)は「恐れながら、帝には朝廷も武力を持つべきという考えは、おありにならないのでございましょうか」「これから先は、そういう道を選ぶことが、あるいは肝要となるやもしれません。よくよく考えるべきと存じます」と語った。

 「空欄にしたはずの伊勢守の欄に、いつの間にか何者かによって平維衡の名が書き加えられていた。帝の裁可を得たということになるため、道長はそれ以上、手出しできなかった」(語り・伊東敏恵アナウンサー)

 道長は一条天皇(塩野瑛久)を説得。一条天皇は速やかな伊勢守交代を認めた。

 寛弘3年(1006年)。「大和から、京の都を揺るがす一団が向かっていた」(語り)。藤原氏の氏寺・興福寺の別当・定澄(じょうちょう、赤星昇一郎)と僧・慶理(きょうり、渡部龍平)が道長に面会。「興福寺の僧三千は、既に木幡山に集まっております」「我らの訴えを直ちに陣定にお掛けくださいませ。それがならねば、この屋敷を取り囲み、焼き払え奉ります」と脅した。道長は「やってみよ」と受けて立つ。

 今作としては珍しく武力闘争がテーマの回に。藤原隆家は海賊による九州への侵攻「刀伊の入寇」(寛仁3年、1019年)で総指揮官を務めた。

 SNS上には「隆家、武力の重要性を予言」「隆家くん(武闘派)がアップし始めました!「刀伊の入寇フラグ?」「道長、鎌倉殿の出現を危惧」「僧兵は昔から厄介」「源氏物語の執筆も進む貴族の栄華とパラレルに、徐々にキナ臭くなってきた」「伊勢守の件、このまま平清盛、『鎌倉殿の13人』コースまっしぐらなんだなって分かる流れだね」などの声。反響を呼んだ。

 次回は第34話「目覚め」(9月8日)が放送される。

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