笑い飯09年伝説のM-1振り返る 史上初100点ネタ後の決戦ネタ惨敗「営業スベり知らずやったのに」

2024年09月01日 17:53

芸能

笑い飯09年伝説のM-1振り返る 史上初100点ネタ後の決戦ネタ惨敗「営業スベり知らずやったのに」
笑い飯・西田幸治(左)と哲夫 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「笑い飯」が1日放送のカンテレ「マルコポロリ!拡大SP」に出演し、9年連続で決勝進出した「M-1グランプリ」について当時の心境を語った。
 全国に笑い飯の名前がとどろいたのは2003年。「奈良県立歴史民俗博物館」のネタでお茶の間だけでなく芸人仲間にも衝撃を与えた。番組MCの東野幸治は「やってる時のウケとかは感じてたの?」と聞くと、西田幸治(50)は「わかってました、めっちゃウケてるって」、哲夫も「審査員の方もチラチラ見えるんで、これまで笑ってくれてなかった審査員の方が笑ってくれてはると思って、テンション上がりましたね」と振り返った。

 しかし、その後何年も肝心なところでネタが不発に終わり、M-1チャンピオンという悲願は芸歴制限で最終年となった10年まで待たなければならなかった。

 伝説となったのは09年。「鳥人」のネタは当時の大会委員長だった島田紳助氏が大会史上初の100点をつけた。しかし、最終決戦はラグビー選手が下腹部のポジションが気になってプレーに集中できない様子をネタにして、不発に終わり敗戦した。

 東野は当時を振り返り「笑い飯を優勝させてやろうという空気やのに、“チンポジ”のネタの最中に審査員がクスクス笑ってて。おまえら何やってんねん、という空気やったよね」と質問。西田も認めて「こいつら優勝する気ないやん、という感じでクスクス笑ってましたね」と笑うも「ぼくらホンマに勝負でアレしにいったんですよ」と優勝を本気で狙っていたことを明かした。

 この日共演していたトータルテンボス藤田は「前年のM-1が終わったときにネタの選び方で哲夫さんと大げんかになったんです。でも納得してもらって、“来年は優勝関係なくおもろいものを見せてやるから”って哲夫さんが言って、そしたら鳥人でしょ?その次がチンポジ。優勝関係なくおもろいもの見せたるって言ってたやつだ!と鳥肌が立ったんです」と話すと、東野が即座に「いや、優勝しにいってんねん」とツッコミ。哲夫も「あれ、営業とかやったらスベり知らずやねん。大爆笑で優勝やって思ってたんです」と付け加えた。なお西田は「しかもあれ、チンポジという下ネタやないんです。うちらの中では“ラグビー”というネタやから」と全員の思い込みを訂正し、スタジオの爆笑を誘っていた。

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