橋下徹氏「知事、副知事、総務部長、告発された当事者が調査して判断したことが大問題」兵庫知事告発問題

2024年09月01日 12:29

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橋下徹氏「知事、副知事、総務部長、告発された当事者が調査して判断したことが大問題」兵庫知事告発問題
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が1日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。
 斎藤氏は、県庁職員らへのパワハラの疑いなどを告発する文書をめぐり、同県議会の調査特別委員会(百条委員会)で証人尋問を受けた。

 尋問の中で斎藤氏はパワハラの認識について問われ、そのたびに「合理的な指摘」「パワハラかどうかは私が判定するというより、百条委員会とか第三者委員会が判定するものだと思う」などと返答。最後までパワハラを認めることはなかった。

 橋下氏は「今回の問題で1番問題なのは、細かな話よりも何よりも知事とか副知事とか総務部長とか、その人たちの疑惑の告発が出た時に、知事、副知事、総務部長、その当事者が調査をして、これはこいつは(公益通報の)対象外だって自分たちで判断した。ここが大問題。これは絶対にやってはいけないです」とあらためて指摘した。

◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた
(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた
(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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